新日本無線から発売されている単電源オペアンプです。NJM2904の改良版であり、「出力段をAB級動作にすることによりクロスオーバーをなくしております」とデータシートに書かれています。PNP入力です。
こもった音になる
NJM2904で見られたノイズは鳴りを潜めましたが、こもった音になっています。両電源が使えるならNJM4558のほうが良いです。
15Ω負荷時の波形を見て笑ってしまいました。

過渡応答(A=11 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=10kΩ 位相補償なし 10:1プローブのみ接続 ガラエポユニバーサル基板)

過渡応答(A=11 Vin=200mVp-p f=10kHz Rfb=10kΩ 位相補償なし 10:1プローブのみ接続 ガラエポユニバーサル基板)

過渡応答(A=1 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=0 位相補償なし Rl=15Ω ガラエポユニバーサル基板)
4V単電源で動作
単電源の場合は、4~36Vで動作します。DIPの2回路品であるところも使いやすいポイントです。
なんか中途半端感がある
店によってはNJM4558のほうが安価に手に入るので、単電源で使いたいというのでなければおすすめしませんし、単電源で使うにしてももっと良い石があります。
消費電力の少ない石
消費電力の少ない石です。24V駆動のcMoy回路では、外気温25.6℃に対し27.7℃まで上昇するようです。
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購入金額
86円
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購入日
2016年09月17日
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購入場所
シリコンハウス共立
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