フランスの6V6Gといえば、
以前これを持っていましたが、思ったよりも微妙だったのでした…。
今回買ったのは、1919年創業のフランスの真空管メーカー、La Radiotechniqueの6V6G。
片方は印字が消えてしまっていますが、もう1本には真空管マークのロゴがきちんと残っておりました。
外見で特長的なのは、真っ黒のカーボンスートされた管と、下半分が輝くようなマグネシウム?ゲッターになっている点。
使っている2A3がKen-Radなので、見た目も似ていてとてもマッチングが良い感じ。
あと、マイカ製のサポートが付いているのも特長ですね。
上から見るとこんな感じ。
フィンを囲むように、細い針金が取り付けられています。
MAZDAの6V6Gも同じようなパーツが取り付けられていました。
フィンはU字ではなく角張っているタイプです。
マイカは○型ですね。
管に残る、La Radiotechniqueのロゴ。
味わいあって良いですね~
アンプに取り付けるとこんな感じ。
見た目揃って良い具合です。
6V6G、2A3×2、5X4Gと全てボトムゲッターで揃ってます。
カーボンスートされた管って中身見えないので人気が無いのですが、個人的には独特の存在感があって大好きです。
音の傾向といえば、密度が高い感じでMAZDAとはかなりテイストが異なります。
というのも、どうやらRCAのOEMっぽい感じらしく。
1931年にはPhilipsの参加に入っていたので、ブランドだけ残っていたのかもしれませんね。
似た球があるかRCAの6V6Gを探してみたのですが、まったく見当たらず…。
ということで、真偽は不明ですが、いずれにせよ良い音がする球だと思います、はい。
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購入金額
0円
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購入日
2016年09月05日
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購入場所
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