以前から何度かイヤーピースについてのレビューは何度か掲載しています。
同じイヤフォンを使っていても、このイヤーチップの組み合わせ一つで全く違った音が出てくることも決して少なくはないのですが、案外この部分にこだわらないユーザーの方もいます。個人的にはこの数百円の部品一つでかなり楽しめるということで、結構色々買って試していますので、たまにここで紹介しておこうと思う訳です。
その中でも結構前に買ったのがこのfinal製Bタイプなのですが、割合最近まで使いどころに困っていて使っていなかったのですが、最近意外な組み合わせで使うようになったのでここで取り上げておきます。
アイテム情報ではfinal製BタイプはBlackが出て来たのでそのまま登録していますが、実際に購入したのは同じBタイプでもBrownとなります。
これでもシリーズ中最も低音が薄いらしい
先に最近使うようになったと書きましたが、現在使っているのはこちらとなります。
写真の通り、SENNHEISER IE80(のようなもの)と組み合わせています。
普段使っているものはリケーブルした上で、標準添付のSサイズイヤーピースを組み合わせているのですが、IE80標準添付ケーブルではやや音が薄味になり、もう一声音に厚みが欲しくなります。
IE80では低域の量を可変出来る機構があるのですが、これで可変出来る部分よりはもう少し上の周波数まで厚みが欲しいと思うときに、このfinal Bタイプが丁度上手く填まってくれるのです。
ちなみにfinal製イヤーピースには
・Aタイプ
・Bタイプ
・Cタイプ
・Eタイプ
と4種類あり、それぞれ形状や音質に違いがあります。この違いについては、eイヤホンさんの本製品の商品ページ下部に細かく説明されていますので、そちらをご覧いただいた方が良いでしょう。
このイヤーピースが純正以上にフィットするのは、主にDavid Garrettのヴァイオリンを聴く時です。
ポップス系を聴くと少し音が重すぎるきらいがありますので、純正に戻したり、よりキレが欲しいときにはSpinFitを使ったりした方が良いでしょう。
少し万能性という意味では落ちるのですが、ソースと上手く合うとこれまでに無い魅力を引き出してくれる部分がありますので、バリエーションの一つとして持っておくと面白い製品です。
ただ、シリーズ中最も低音が薄いというBタイプでも充分に厚手な低音と思いますので、個人的にどうしてもfinalの低音は好きになれそうにありません…。
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購入金額
900円
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購入日
2016年04月07日
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購入場所
eイヤホン
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