平成の大喜利といえば、

何々とかけて何々と解く、そのこころは？　ですが

昭和の大喜利には、

何々のようでいて何々でない、何々のようでいて何々でない、それは何かと尋ねたら、、、

というベンベン大喜利と呼ばれるお楽しみがありました

その体で申しますと　このHX3110は

ソニッケアーのようでいて、ソニッケアーでない　と云うべきかと思われます。

現在愛用しているHX6714と比較しますと

6714のモーターは毎分約31000回の超高速振動と音波水流が得られるのですが

3110のモーターは毎分約15,000回以上の音波振動に過ぎません。

付加機能が備わらないのは、価格を考慮すると当たり前です。

しかし　このパワー差は如何ともし難い。

振動数の違いは　モーター音からも判りますが、簡単な比較動画を掲載しておきますね。

お試し価格と銘打たれて販売されている商品ですが、これを初めてのソニッケアーとして

経験される顧客が　

「ソニッケアーのホントの力を知らずに」ダメを出されてしまうことを危惧します。

でも　それなりの用途　この製品が合う方も居られると思います。

それは、、

HX6714が誇る毎分約31000回の超高速振動と音波水流は、初めての方には「強すぎる」かもしれません。

6714を含む中上級モデルには、ビギナーズモードが備わっておりまして、初回から2週間の間にかけて徐々にパワーが上がります。

その間に慣れてくださいね〜ということです。

もちろんベテランさんの買い替え需要にも対応しており、簡単な操作でその機能をキャンセルすることが可能です。

カドペーサーと呼ばれる機能は15秒毎に振動に変化を与えることで、所定の2分半の間に使用者が磨くゾーンを移動する目安を設ける仕組みです。

上級機には、振動数を3段階の中から選べる機能が備わり、

歯の表面を磨く為の　　　　強モード

歯と歯茎の為の　　　　　　中モード

歯茎に不安がある方のための弱モード　

強と中を組み合わせているモードなども用意されます。

これらの親切モード・強運転モードは　HX3110に　一切備わりません。

ただ、決められた15,000振動モードが2分間実直に続き、時間が来たら　プツンと切れる

それだけです。

でもね、それを判ったうえで　この3110を愛用しようと云うソニッケアー愛用者も居られそう

そんな気がするんです。

私の周りにソニッケアーの振動が強すぎて、歯髄炎に罹患された方が複数居られます。

歯科医と相談しつつ　今もソニッケアーを愛用し続けている方も居られれば、もう止めてしまったという方も居られます。

ある年齢を越えて、歯茎が弱ってしまっている方にはソニッケアーの強い音波振動は諸刃の剣となってしまうんですよね。

もちろんそのためのセンシティブモードであったり、ビギナーズモードが存在するのですが、一度痛い目に合うと　もうダメ　その気持も理解できます。

ずっとソニッケアーを愛用していたが、歯茎の衰えが改善しないとお感じの方に

3110は調度良いかもしれません。

弱めの振動が特徴のパナソニック・ドルツを選択する手もありますが、ソニッケアー同士なら

替えブラシに無駄が出ません。

それに3110に標準装備されているプロリザルツスタンダードヘッドは、ソニッケアーシリーズの中でイチバン歯茎への攻撃力が弱いと感じています。

実は家内の要望もそこにありました。　普通のソニッケアーではちょっと振動が強すぎて、、、と

申しておりましたので、この3110が良さそうに思えたんです。

慣れた頃に、6714を使って見つつ、比較しつつ

自分のオーラルケアを考えてくれれば良いなと　思ってます。

・質量　140g（本体+ブラシ）

・寸法　高さ248mm×直径30mm（ブラシ含む）

・定格電圧　AC100V-240V 50/60Hz（海外でも使用可能）

・ブラシ振動数　約15,000ストローク/分

・消費電力（充電時）　携帯用充電器 0.4～1.4W

・充電時間　約30時間

・使用回数/時間　約1週間（フル充電後、1日2回2分間ずつ使用した場合）

・充電池　ニッケル水素電池（Ni-MH）

・付属品　ハンドル、プロリザルツブラシヘッド スタンダード（1本）、携帯用キャップ、充電器

充電台もブラシヘッドも　上級機と共有できます。

これが2,880円でしたら、CPは高いです。

でも、これがソニッケアーの全てだと感じてほしくないです。

歯茎に心配が無い方が初めてソニッケアーを買われるなら、6714番か6231番あたりを　

オススメしたいところでございます。