パソコン工房のiiyama PCです.今話題の4万円(税別)のSSD搭載15インチPCと同じStyleシリーズです.
購入したモデルは,Pシリーズのエントリークラスですが,i5+SSD+フルHDとミドルレンジスペックです.
2016年5月の発売で,BTOが一切出来ない即納モデルです.
DELLのStudio1557が故障し,修理不可判断になりましたので,中古で売られていたこのモデルを入手しました.
スタイリッシュ!
スリムで,スタイリッシュな15インチノートPCです.
キーボードは,アイソレーションタイプで,テンキー付き.
キー配列に特殊な部分はありませんが,Enterキー周辺が微妙な大きさと配置.
裏面もシンプル.SDカードスロットと左右にスピーカーがあるのみ.
内部へのアクセスは,ちょっと面倒.
左側面は,DCジャック,有線LAN,D-sub,排熱口,HDMI,USB3.0✕2.
右側面は,DVDドライブ,USB2.0✕2,ヘッドフォン/マイク端子.
バッテリーは非常にコンパクト.
ACアダプタもコンパクトで軽量.
付属品は,簡易取説(1枚),ドライバー類,CyberLink製Media Suit10のみ.
いつの間にかIntel CPU(Intel inside)のシールデザインが変更されていたのですね.
ちょっと面倒だが,到達は容易!
せっかくなので,中身を確認しておきます.
底面に見えるネジを全て外すと,このように外れます.
ヒートシンクとヒートパイプとファンが小さいのにまずビックリ.
そして,SSDがない! えっ! と思ったら,mSATA? いや,M.2でした.
まさか,M.2のSSD仕様だとは思いませんでしたので,ラッキー!
そのSSDは,CrucialのMX200の250GB.
メモリーは,CrucialのDDR3L-1600の8GBが1枚.もう一枚,増設可能です.
LAN関係は,Realtek製.さすがにIntelせいではありませんでした.
SATAポートが一つ空いていますので,もう1ドライブ,データ用SSDを追加してみます.
追加するのは,OCZのARC100,480GBです.
ネジ止めの必要は一切なく,SATAポートに差し込めば,終了.丁度,2.5インチのサイズに,簡易固定用の爪があり,その位置で固定される仕組みのようです.
余計なものがないのでスッキリ!
起動時に”IIYAMA"のロゴ表示がされますが,Windows10のデスクトップは,Windows10のオリジナル壁紙で,メーカー製PCであることを感じさせません.ホワイトボックスPCな感じです.
それでは,簡単にスペックを確認していきます.
4Coreで,ノングレアのフルHD仕様のノートPCの条件で探していたのですが,金額的に折り合わず,検討時間がなかったこともあり,たまたま見つけたこの中古にしてしまいました.Haswell世代のDELLと東芝の17インチモデルも候補としてあったのですが,HD+液晶だったので,Skylakeを選択した次第です.
今回調べてわかったのですが,モバイル向けのSkylakeって,4Coreが少ないのですね.i7でも少数派で,i7でも2C/4Tが多い.そして,数字だけではイマイチ判断できず,Qが付けば4Coreとわかるのみ.複雑すぎます.
CPUはi5-6200Uで,現在Skylateのi5としては最下位グレード.2C/4Tですが,HD520込みで定格TDPが15Wしかありません.i7-720QMがiGPU無しで45Wもありましたから,CPU+GPUでかなりの省エネになりました.Studio1557での一番の不満であった発熱とファン音がこれで解消されます.
iGPUは,残念ながらIrisではなく,HD520.これで,GPUクラックの心配もありません.
ディスプレイは,15インチのフルHDのノングレアです.今までグレアでしたから,見やすくなりました.メモリは,DDR3L-1600の8GB×1枚.1スロット空いているので,16GBまで増設可能です.
ストレージは,最新のモデルらしく250GBのM.2 SSDとなります.Windows10は,空き容量が大きいので,250GBでも余裕を持って使用できます.
無線LANは,b/g/nのみで,ac対応していないところが残念ですが,ほぼデスクノートPCなので,問題ありません.
I/Oは,usb3.0×2,usb2.0×2,HDMI,D-Subと一般的です.
OSは,Windows10Home(64).
発売時の価格は,89980円(税別)となっていました.税+送料で.10万円PCとなるみたいです.
バッテリー駆動時間は,2時間ちょっとなので,モバイルには向きません.こんなにコンパクトなバッテリーですので,家庭内でのちょっとした移動やUPS代わりと考えたほうが良さそうです.
搭載アプリは,ほとんど無く,セキュリティのNorton先生のみ.DVD用のMedia Suitは,inst必要な状態で,余計なアプリがないので,クリーンインストールしたOSの様で,気持ちよく使えます.
それなり!
基本的なベンチーマークです.
標準で,M.2のSATAのSSDが搭載されているため,オリジナルの状態でも非常に快適です.CPUも2C4Tですが,特に気になりません.
iGPUの性能がもう少しあると完璧でしたが,十分です.
ちなみにi7-4700MQのスコアはこんな感じです.
4C/8Tと2C/4Tの違いは大きく,Dual-ch動作のメモリの影響も大きそうです.
このCrystalDiskInfoの情報を見てわかったんですが,このPC5月発売ということもありますが,200時間強しか使われていません.どおりで綺麗なわけです.
LCD画質は,普通です.輝度も眩しすぎるレベルまでは上がりませんが,不都合はありません.
あと,期待してはいけないのですが,音質は最低です.
システム音として機能に割り切るしかありません.
ヘッドんフォン出力も,ダメダメです.音がない世界は寂しいので,なんでもいいから音を出しておこうのレベルです.
Dual-Channel化
メモリの1スロットが空いていましたので,8GBを追加して,16GBにしました.
メモリスコアが上がるのは当たり前なのですが,グラフィックススコアも大きく向上しました.
普段使いのデスクノートにピッタリ!
ノートPCのCore iプロセッサは,初代(i7-720QM)に始まり,第2世代(i5-2520M),第4世代(i7-4700QM:プレミアムレビューノートPC)と順調に世代を重ね,今回第6世代(i5-6200U)に至りました.型番は,7→5→7→2と凸凹し,下降していますが,明らかに低発熱になっていることを実感します.
とはいえ,この大きさに詰め込んでいますから,左のパームレストあたりが,暖かくなります.ノートPCクーラーは,あったほうがいいと思います.とくに,このPCは傾斜がつけられないので,傾斜を付ける意味でも,ノートPCクーラーはおすすめです.
デスクトップPCは,第4世代のHaswellで更新が停止していますが,ノートPCは一足先にSkylakeにジャンプアップしました.
高性能なGPU性能は必要なく,デスクノートとして,Zig活するにはちょうど使いやすいノートPCです.
ちなみに,このモデルは既に販売終了しているのですが,現在価格据置で,CPUをi7-7500Uにupgしたモデルが販売されています.CPU価格差だけでも1万円以上あるので,価格据置は画期的です.
i5-6200Uでもお得なノートPCですが,i7-6500U搭載でさらにお得感が増したました.
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購入金額
115,280円
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購入日
2016年07月30日
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購入場所
プレカリアート真面目明さん
2016/09/21
かっこよいし、持ち運べるし、バリバリ仕事できちゃいそうですねw
harmankardonさん
2016/09/21
dGPUが不要なら,コスパは高いと思います.
薄くて,軽いのですが,バッテリーが小さいのがちょっと気になります.