ゲーム用ヘッドセットを持っていなかったので、初めて購入した製品です。
PCやPS4で利用する用途で購入したのですが、同じ用途でお考えの方は注意点があります。
「残念なところ」で記載します。
スペック(公式サイト抜粋)
スペックは以下の通りとなります。
- 接続方式:USB,アナログ(3.5mmミニピン(4極/3極))
- 重量:424g
- ケーブル長:1.2m(延長ケーブル:2m)
- 搭載ボタン/スイッチ:マイクミュートスイッチ,音量調節ダイヤル
- 主な付属品:延長ケーブル,USBサウンドデバイス(USB接続用)
非常に気に入っています。
デザインは他製品と比べシンプルで気に入っています。
「SteelSeries」では最上位モデルというだけあって、機能面や実用性では
群を抜いた特徴を持っています。
ブームマイクは左側のパッド(装着時の左側)に収納されており、使用する際に引き出します。
イヤーパッドについているダイヤルでオンオフ操作が可能です。
マイクは針金のように変化をつけることができますので、口元に近づけられるようになっています。
PCと接続するとこのように光ります。
マイクがオフの場合、マイクが点灯します。オンの場合は、マイクは点灯しません。
(画像はマイクが点灯していますので、オフの状態ということになります。)
普通は逆なような気がしますが、仕様のようですので注意です。
また、右側のイヤーパッドのダイヤルでは聴力の調整が出来るようになっています。
どちらも手元の操作だけで調整できるのは非常に楽です。
設定画面
Siberia Elite Prism本体以外にもこの「USB Soundcard V2」が同梱されています。
Siberia Elite Prism本体から伸びたケーブルを「USB Soundcard V2」に接続してします。
「USB Soundcard V2」を使用しなくても、USB接続やアナログ接続で利用できますが
「USB Soundcard V2」がなければ、以下で紹介する設定画面のほとんどが
機能しませんので注意です。
SteelSeries製品共通のユーティリティ「SteelSeries Engine 3」で設定を行うことができます。
設定できる項目は6つで非常にシンプルなものになっています。
6つのうち、2つがマイクに関連する設定ですので、マイクを普段から使わない方であれば
設定が必要な項目は2つだけで良いことになります。
各項目の設定内容は以下の通りです。
・DOLBYヘッドホン
7.1chバーチャルサラウンド機能を使用できます。音の発生位置を把握しやすくなります。
「USB Soundcard V2」がなければ機能しません。
・イコライザー
イコライザーを設定できます。また、プリセットも豊富です。
・マイクノイズ低減
ノイズキャンセリング機能でマイクのノイズが減ります。
「USB Soundcard V2」がなければ機能しません。
・自動マイク圧縮
声の音量差を緩やかに補正していく機能です。
「USB Soundcard V2」がなければ機能しません。
・マイク・サイドトーン
自分の声をヘッドフォン部で聞けるようになるモニタリング機能です。
標準はミュートで,上に最大3段階音量を引き上げることができます。
・マイク音量
マイク入力の音量の調節ができます。
イコライザーにはプリセットが存在しますので、ゲームジャンルに応じたプリセットを選択するだけで最適な設定の恩恵を受けることができます。
設定がよくわからない人にはこのプリセットは非常にありがたいです。
もちろん微調整も可能ですので、こだわりがあるためのニーズをかなえることも可能です。
イヤーパッドは肌触りが良く、とても柔らかい感触です。
頭上にはサスペンションとクッションがあり、しっかりと固定されますので
多少動いた程度ではずれることはありません。
装着時の圧迫感は有りません。髪の毛が挟まるような事はありませんでした。
「USB Soundcard V2」が非常に曲者
PS4対応と記載しておりますが、「USB Soundcard V2」での接続だと音が右からしか聞こえません。
コントローラにアナログ接続(4極)で繋げば使えますので、ご注意下さい。
これはリリース時から発生している問題のようで、2016年7月時点でも改善されていないということは、おそらく今後も期待出来ないのでは無いでしょうか
ケーブルの耐久性が不安
ケーブルはフラットケーブル(きしめんのような形状)です。
厚みが0.8mmほどしかないため、断線するのではないかとの不安があります。
注意事項さえクリアできれば、扱いやすく高性能なヘッドフォンです。
「USB Soundcard V2」の問題がありますが、PS4では使用できないというレベルでは
ありませんので、実用レベルにはなっていると思います。
その点を除けば、シンプルな設定画面に高性能なハードウェアと入門用~上級者と対象を問わず
幅広くお勧めできます。
-
購入金額
22,034円
-
購入日
2016年01月20日
-
購入場所
amazon
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。