オリエンタルな甘い香りがする「ジャンヌアルテス ギュペシルク」という香水です。

個性的なボトルデザイン、基本的には女性用です^_^;

お気に入りの「京扇堂」の扇子に付けられていた「ほんのり甘い香り」が飛んでしまったので、それに代わるものとしてこの香水をチョイスしてみました。

黒のレースが印象的なパッケージ
赤地に黒のレース柄が入った化粧箱が特徴的で、エキゾチックでオリエンタルな雰囲気が漂っています。アジアン雑貨などを売っているお店に並んでいても違和感のないパッケージです。

レース部分はレリーフのように立体感があります。

箱の中までもデザインが続いている徹底ぶり

 
ゴスっぽい個性的なボトルデザイン
横長のボトルにパッケージと同じくレース柄のような装飾が施されていて、オリエンタルなムードとゴシックっぽい要素が融合して独特な雰囲気を出しています。

ちょっと洋酒っぽい感じもします。

装飾部分の作りはややチープ感がありますが、全体的な印象は良く、置いてあるだけでもかなり存在感があるので、こういう雰囲気が好きな人には堪らないボトルデザインです。

 
オリエンタルな香り
バニラをベースにした甘い香りに香木やムスクなどが加わったオリエンタル調の香りです。はじめのうちはココナッツやフローラル系の香りもして妙にエキゾチックな感じですが、次第に落ち着いてきて、バニラの甘さとともにベビーパウダーのような優しく懐かしい香りが漂ってきて、とても癒やされます。

特徴的なフタを外すとノズルが現れます。

＜トップノート＞
スウィートアーモンド、ココナッツ、カンゾウ

＜ミドルノート＞
ジャスミン、オレンジ、ヘリオートロープ

＜ラストノート＞
サンダルウッド、バニラ、ムスク

扇子のフレグランス的にはトップやミドルよりも最後の落ち着いた頃の香りが良く、事前にシュッと一吹きしておいて、しばらく置いた後に閉じて扇子ケースに仕舞っておけば、後半部分の香りを何日も堪能することができます。

ただ、好みが分かれる香りであることは確かで、扇子にも結構強い香りが残るので、周囲への迷惑（香害）などを考えると、電車の中などではあまりパタパタしないほうが良いかも知れません。あくまでも自分だけで楽しむのが無難な使い方と言えます。

オリジナルの扇子の香りよりもやや重い気がしますが、これはこれで好きな香りなので良しとしました。