ぴょんきちさんに教えていただいたTBSラジオたまむすび。
愛すべき番組のポッドキャスト配信が先月で終了してしまいました。
今はTBSクラウドというストリーミング配信サイトを利用しなくてはなりません。
JFN系列放送の「春風亭一之輔のサンデーフリッカーズ」もポッドキャスト配信が終わり、JFNパークというスマホアプリが無いと楽しむことが出来ません。
私はフリッカーズでもなければ、ガラッカーズでもありません。
家の中に居る時はMacなりiPodなりを利用して楽しむことが出来ますが、屋外ではダウンロードしたファイルが無いと聞くことができる環境を持たないのです。
なんとかしなきゃ! で、思い出したのが休眠中のICレコーダーです。
まず設定の見直しを
ニュース映像で政治家の言質をなんとかものにしようと、取り囲む記者さんたちが手に持っているのは各社のICレコーダー。
そのような用途にはモノマイクで十分ですが、当該製品には広い音場感を得ることが可能なステレオマイクが装備されています。
今回の用途には両端ステレオミニジャックプラグ付きケーブルが必要です。
筐体上部に並んでいるイヤホン・マイク2つの端子を間違えないように選択します。
SONYの場合はマイク(外部入力)が赤で、イヤホンは緑です。
次にメニュー設定から
入力が「内蔵マイク」から「外部入力」になっていることを確認します。
「録音感度」を選択し、小・中・大から「大」を選択します。
一番の肝は、「シンクロ録音」機能をオンにすることです。
シンクロ録音を設定しておけば、RECボタンを押している状態で、ストリーミングファイルの再生が始まると同時に録音が開始され、再生が終わると同時に録音は停止します。
ファイルの再生中に2秒以上の無音状態があると、一時停止状態になり、ファイルの分割が行われますが、ファイルを連続再生しているときには気になりません。
LPレコードをカセットテープにダビングしていた時代なら、再生の様子をモニタリングしながらの作業が必要でしたが、シンクロ録音機能を使えば放置できます。
録音したファイルに新鮮な気持ちで向き合える、これは嬉しいポイントでございます。
録音ファイルには日付を示す数字が付きますので、それを目安に放送曜日を推測できます。
ICレコーダー本体でもファイル名を変更することが出来ます。
過去に楽しんだポッドキャストファイルが懐かしく思えるなら、、
ICレコーダーのUSB端子を利用して、Mac・PCに接続して、そこから取り出したファイルをiTunesやメディアプレーヤー等で管理できます。
ファイル名を変更したり、各ファイルに画像を添付したり、自由にカスタマイズできます。
音声品質の劣化は無きに等しいと断言できますし、iPodやiPhoneに直接ダウンロードしたポッドキャストファイルとの品質差は検知できません。
ピッチ上昇を伴わない「早聞き再生機能」
音質劣化を最小限に留めた「ノイズカット機能」
iPod・iPhoneが裸足で逃げ出す高音質インナーイヤホン
USB経由でも充電可能な単4電池1本駆動
内蔵4GBメモリーですが、MicroSDカードスロットが装備されています。
90mW出力に過ぎませんが、内蔵20ミリスピーカーでの再生も可能です。
密閉型ステレオヘッドホンが望外の高音質
サイズ 36.6×102×13.7mm
重さ 約58g
付属品 密閉型ステレオヘッドホン、USB接続補助ケーブル、オーディオケーブル、単4形充電式
ニッケル水素電池、パソコン用ソフトウェア「Sound Organizer」(CD-ROM)、
キャリングポーチ、クイックスタートガイド
録音ファイル形式
リニアPCM(ステレオ高音質)44.1kHz/16ビット:50-20,000Hz
MP3(ステレオ標準)192kbps:50-20,000Hz
(モノラル高音質)160kbps:50-20,000Hz
(ステレオ長時間)128kbps:50-16,000Hz この条件で録音可能時間1006 曲 67 時間5 分
(モノラル標準)48kbps:50-14,000Hz
(モノラル長時間)8kbps:60-3,400Hz
とうの昔にディスコンですが
現在販売中のICレコーダーと比べても、内蔵メモリ容量や販売価格以外に大きな差異はないように思えます。
ずいぶん惰眠を貪っていた製品ですが、世のポッドキャスト廃止の流れに伴い陽の目を見ました。
この先ストリーミングファイルを一括ダウンロード出来るアプリが一般的になれば、またお蔵入りになること必須なんですが、それまで頑張ってもらうことになりました。
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購入金額
8,254円
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購入日
2012年09月03日
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購入場所
amazon
L2さん
2016/07/08
機能もしっかりしていますし。
リモート入力、だったかな。
アレが付いているレコーダーが欲しいのですよね。
レトロハードを復活させる為に、という邪念ですけれどもw
フェレンギさん
2016/07/08
FM放送をエアチェックするために、90分あたり500円のカセットテープを買ったこともありましたし、MDなら200円ほどでしたか。
繰り返し使えるメモリーで高品位録音が出来て、それを瞬時にMacへ転送保存できるなんて、、
ホントに良い時代です。 ノイズレス。 ドルビーNRが懐かしく思い出されます。
お知らせのレトロハードですが、いったいその正体は? 楽しみに待つことにします。