今回、ReviewするのはHyperX FURY DDR4シリーズのHX426C15FBK2/16で 周波数:2666MHz CASレイテンシ:CL15 容量:8GB2個組16GBキットです。HyperX FURY DDR4はプラグアンドプレイによる自動オーバークロッキング機能を搭載し、最大2,666MHz動作まで自動でオーバークロックします。また1.2Vの低電圧で動作し、非対称デザインのヒートスプレッダーを装備しており、本体サイズはW133.35×H34.40mm。
HyperX Fury DDR4は、DDR4対応のシステムでのみ利用可能で、現在はHaswell-Eプロセッサーに対応するIntel X99 ExpressチップセットのシステムとSkylakeとして登場した第6世代インテルCoreプロセッサーに対応するIntel Z170 Expressの他、H170 B150 H110 搭載のマザーボード動作します。DDR4メモリはSkylakeの登場以降、一気に一般ユーザーが購入できる価格帯にまで値段が落ちています。
DDR4メモリは、DDR3メモリのデータ転送速度が上限に達しつつある中で、新しい世代の DDR SDRAM として登場しました。 DDR4メモリは、“バンクグループ”という新たなデータアクセス方式を採用することで、1ピンあたり2Gbps 以上と、DDR3に対して同一クロックで2倍の転送速度を実現しています。また動作電圧が1.2V とDDR3L (低電圧タイプの DDR3) よりも低い消費電力を達成しました。(DDR3は1.5V、DDR3Lは1.35V)こうして、DDR4は、DDR3よりも高速かつ省電力性に優れるメモリーとなりました。
当初のDDR4メモリーは“DDR4-2133”からスタートしました。DDR4-2133搭載のDDR4メモリーモジュールは、“PC4-17000”という規格に準拠したものとなりデータ転送速度は毎秒17GBと、DDR3-1600/PC3-12800の毎秒12.8GBよりも約1.33倍高速になります。なお、第6世代CoreプロセッサーSkylakeはメインメモリーへはデュアルチャンネルでアクセスするため、DDR4-2133を2枚利用した場合のメインメモリー帯域は最大毎秒24GBとなります。
なおKingston Technologyからは、メモリモジュール「HyperX FURY DDR4」シリーズの新ラインナップとして、Intel最新の第6世代Core(開発コードネーム:Skylake)と、最新チップセット「Intel Z170 Express」に最適化した製品が発表されています。
規格に見合った性能が確実に発揮されている
今回レビューのテストPC環境は以下のとおりです。
CPU:Intel Core i7 5960X Extreme Edition
M/B:ASUS RAMPAGE V EXTREME(Intel x99チップセット- DDR4メモリ×8枚(最大64GB)対応
VGA:Gainward nVIDIA GeForce GTX780グラフィックカード
SSD:Kingston HyperX FURY SSD SHFS37A/240G 容量 240GB
Samsung M.2 SSD XP941 Series MZHPU512HCGL 容量 512GB
です
MEMORY:
今回レビュー品、HyperX FURY 8GBx2枚組 DDR4-2666(PC4-21300)CL15-17-17-35 HX426C15FBK2/16
比較製品はTEAM製のTED416GM2400C16DC01でDDR4-2400(PC4-19200)CL16-16-16-39 8GBx2枚組
メモリーベンチマークはMaxxMEM2-PreView、総合評価は SiSoftware Sandra Liteを使用
メモリーの評価をグラフにしました。
まず、MaxxMEM2-PreViewですが、画像ではCPU-Zを併記しています。
上がDDR4-2400、下がKingston HX426C15FBK2/16です。
ほぼ同等のスペックのため差は誤差程度かも知れませんが全体的なパフォーマンスはDDR4-2666が高いようです。
ベンチマーク参考画像
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購入金額
17,238円
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購入日
2015年12月15日
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購入場所
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