中古のファンクションジェネレータです。現在はメーカーのサポートが終了しています。
オペアンプのレビューを書くとき、過渡応答を見るための元となる100kHz矩形波を発生するのに使用しています。
基本的な波形およびバースト
正弦波、三角波、矩形波、パルス波に対応し、デューティー比を10%〜90%で変えることができます。なお、デューティー比のつまみは押したり引いたりできる仕組みで、押し込んだ状態(または1MHz以上)では50%に固定されます。三角波のデューティー比を変えると鋸波のようになりますが、10%未満や90%を超えるデューティー比に設定できないので注意が必要です。
トーンバーストも出力できます。私が所持しているものはオプション001搭載機で、トーンバーストのサイクル数が指定できます。
トリガ出力
TTLレベルのトリガ出力を搭載しています。これはBNCケーブルでオシロスコープの外部トリガ端子に接続して使います。
外部からのトリガ入力にも対応していますが、これはバースト出力などに使用しますが、対応している機器を持っていませんので使用したことがありません。
正弦波の歪率は1%
スペック上、出てくる正弦波の歪率は1%(-40dB)以下となっています。これは古い機種なので仕方ないでしょうが、T社の現行品でも-60~-70dB程度です(0.03%程度)。そのままではアンプのTHDの測定に使えないでしょうが、1%未満では聴感上の影響が殆ど無いという説もありますので、その意味では充分といえるかもしれません。
歪率を計測するにはファンクションジェネレータではなく、オーディオアナライザに内蔵の発振器を使うのが良いでしょう。あるいは、WaveGeneとWaveSpectraを使うのが良いです。
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購入金額
5,893円
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購入日
2016年05月10日
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購入場所
ヤフオク
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