テキサスインスツルメンツ(旧ナショナルセミコンダクター)から発売されているFET入力デュアルオペアンプです。等価回路図を見ると、入力はpJFETになっています。1回路品はLF351(LF356ではありません)があったそうですが廃品種です。
クリーントーン系の曲に向く
LF412とよく似た傾向です。FET入力の特徴なのでしょうか、クラシック曲のようなクリーントーン系の曲に合う気がします。LF412と比べると若干低音が弱いような気もします。
過渡応答(A=11 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=10kΩ 位相補償なし 10:1プローブのみ接続 ガラエポユニバーサル基板)
過渡応答(A=1 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=0 位相補償なし Rl=15Ω ガラエポユニバーサル基板)
使いやすい部類
DIPの2回路品なので電子工作に使いやすいです。LM358など、ほかのオペアンプと同じデファクトスタンダードのピン配置になっています。
電源電圧は±5V~±18V(絶対最大定格)までです。昔の石なので仕方ないのかもしれませんが、電源電圧の制約から電池駆動には向きません。
昔の石なので仕方ないかと
昔の石なので、それほど良いというわけではありません。バランスとしては、Hi-Fiを謳っているNJM2114DDのほうが良いのかもしれません。
普通レベル
24V駆動のcMoy回路では、外気温22.1℃に対してパッケージの表面温度が26.5℃まで上昇しました。
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購入金額
162円
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購入日
2016年09月17日
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購入場所
シリコンハウス共立
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