WBGT、気温、室温を表示しますが、WBGTが高くなると、液晶の外周にある「注意」→「警戒」→「厳重警戒」→「危険」の区分でも表示されます。

また、熱中症警戒レベルに応じてアラームが鳴ります。音量を調整することもできますが、「危険」レベルになると設定にかかわらず警報が鳴ります。このような場合は体を動かすようなことを避け、水分と塩分を補給しましょう。

本体が小型で軽く、カラビナが付属するため携帯性に優れています。もとより屋外での使用を前提にした使用となっているため携帯性は重要で、ある意味当然と言えるでしょう。

同様の他の製品と異なり黒球温度計を搭載しているため、屋外、屋内を問わず使えます。黒球温度計とは輻射熱を加味した気温を測る装置で、暑さ指数の基準のひとつとして使用されています（もう1つの基準が乾球湿球温度計です）。屋外と屋内とではWBGTの計算式が違うのですが、自動的に判断して表示されます。

なお、防水ではないので海や川、プールに行くときは注意が必要です。