1768年創業の宗玄酒造が、同郷石川県七尾市出身の長谷川等伯作の国宝「松林図屏風」をラベルに採用した純米酒です。
国宝 松林図屏風
石川県七尾市出身の長谷川等伯 (15391610)
東京国立博物館所蔵
安土桃山時代に活躍した画伯の代表作で、近代日本水墨画の代表作のひとつです。
外箱にもラベルにも、その幽玄な佇まいが厳かな雰囲気を醸しだしております。
抜栓の前から期待が一人歩きしてます。
純米酒らしい旨味
兵庫県産 山田錦100%を精米歩合55%に高めて醸造されている純米酒でした。
米麹も兵庫県産のものが使われているのは、初代当時が伊丹(兵庫)の地で修行を納めたことが影響していると推察されます。
アルコール度数は15度
さてお味は?
栓を抜くと、すぐに良い香りが立ち昇りました。 常温です。
口当たりは、一般的な吟醸酒の様に「爽やか・軽快・のど越しの柔らかさ」は感じず
日本酒らしいものです。
それは舌にまとわりつく旨味があり、口腔内から鼻腔に抜ける時に、抜栓時に感じた芳醇な香りが再び訪れるという仕組みです。
色は太陽光の元で無いため断言できませんが、ほぼ透明ながらも薄い黄金が感じられます。
日本酒をこれから楽しもうと云う若者には、吟醸酒をオススメしますが、既に日本酒の美味しさ・旨さを知る方にこそおすすめしたい良品だと思いました。
呑みごたえがあります。
常温・ぬる燗が最上のオススメとラベルに表記されるものの、冷やしても熱燗でも大丈夫とのこと。
気温が高い日が続きますので、今日は冷蔵庫に入れようと思います。
きっと冷やしても美味しいでしょう。
それに、これは子供がお土産に買ってきてくれたものですので、
美味しく感じるに決まってますやん。 ね。
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購入金額
2,000円
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購入日
2016年06月06日
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購入場所
おみやげ
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