私自身が3年ほど前に一度レビューを掲載している品です。
当時は格安品ながらそこそこ速く、なかなかお買い得という印象の品でした。ただ、Gigastoneのメモリーカードは、例えばGigastone Japan取り扱いのmicroSDHC 32GB Class10であればGJM10/32Gという程度の、製品仕様を表す型番しか与えられておらず、製造時期等に応じて性能が全く異なることも考えられます。
そこで地元のホームセンターで開催中の閉店セールで、この近辺としては比較的安く売られていましたので、同じ型番とはいえ別物である可能性もあるということで、久々に使ってみようと思い入手してきました。
もっとも、このホームセンターの商品の回転率が決して良いものとは思えませんので、ひょっとすると秋葉原で3年前に購入したものよりも古い可能性すらあるのかも知れませんが…。
同一型番とは思えない程の差がある
それではいつも通りの環境でベンチマークテストを実施してみましょう。ASUS P6X58D-EのUSB3.0端子に接続した、iBUFFALO BSCR20TU3のmicroSDスロットで計測しています。
読み出し速度は3年前のデータと比較して特に劣っているわけでは無いのですが、書き込みの速度は予想以上の低下ぶりです。
以前使った方の個体であればシーケンシャルライトで60MB/s程度は確保できていたのですが、今回使った方は何と25MB/sにすら届きません。同じ商品名でここまで性能が違ってしまうと、さすがに安心して買えませんね…。
勿論、地方で実売価格500円のmicroSDHC 32GBメモリーカードとして考えてみれば、そう悪い値ではありません。UHS SpeedClass 1の基準は充分満たしていますし、看板に偽りがあるわけでもありません。
ただ、3年前に高い満足度を示していた製品が、まさかここまで性能を落としているとは思っていませんでしたので、その意味での衝撃はどうしてもありました。
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購入金額
540円
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購入日
2019年09月04日
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購入場所
ケイヨーデーツー
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