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夏越の祓(水無月の祓)に奉納する ひとがた

大晦日に対して水無月の晦日のことを「夏越」と呼びます。

一年のちょうど半分を過ごした時分に、その半年分の「穢や疲れ」を祓い清めていただくために

「夏越大祓」(なごしのはらえ)の神事があります。

 

京都の各神社では、様々な神事が執り行われますが、

これは伏見稲荷大社に納める「ひとがた」です。

更新: 2016/06/02

夏越大祓

それぞれの神社の表では「茅の輪くぐり」が執り行われます。

茅の輪くぐりとは、茅草(ちがや)で作られた大きな輪をくぐり、夏の病やそれまでの半年間の罪や穢を祓う禊(みそぎ)の為に行う行為です。

 

作法は、茅の輪を「左廻り・右廻り・左廻り」の順で8の字を描くように3回廻り、くぐり抜けます。 多くの神社では、立て看板に作法が描かれていますので間違えないように。

逆に回ると、、、よその方の災厄を被ることになるかもしれませんから、、、、。

 

くぐりながら「水無月の 夏越の祓する人は 千歳(ちとせ)の命 延ぶというなり」と唱えるのが本式とされています。

写真は、京丹後天橋立近くに建つ元伊勢・籠神社(このじんじゃ)の茅の輪くぐりです。

逆に回ってしまう参詣客の方もチラホラでした。

 

更新: 2016/06/02

ひとがた

半紙から切り出した「ひとのかたち」をした御札です。

千と千尋の神隠しで初めて知ったという方も居られるかもしれません。

陰陽師の愛用品?

「祓へ給ひ清め給へ」と唱えながら、その人形(ひとがた)を手に、頭の上からつま先まで体全体をよく撫でます。


撫で終わったら、ひとがたに3度、ふぅと息を吹きかけます。


それからひとがたに名前と年齢を書くのですが、古式に則り満年齢にひとつ足すと良いそうです。

 

おひとりに対していちまいのひとがたが厄を祓いますので、ご家族分の奉納が推奨されます。

伏見稲荷大社では、いちまいのひとがたに対して百円のご寄進が的とされています。

 

みなさんが過ごされた半年分の厄・穢・罪が祓われますように、、、、、ふぅ。

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2016年06月02日

  • 購入場所

13人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (5)

  • がじおさん

    2016/06/02

    これ、どちらかの神社にお参りに行ったときに偶然やっていたので
    奉納したことがあります。
    なんか、気分的にもとてもよいですよね!(^^
  • フェレンギさん

    2016/06/02

    ひとがたに切り出された半紙にテンションが上ります。
    小さなお子さんもおおよろこび間違いなしです。

    古式ゆかしい儀式に触れる良い機会だと思います。

    祓い給え 清め給え
  • L2さん

    2016/06/02

    茅の輪くぐりは、北野天満宮でくぐった記憶が有ります。
    京都は神社が普段の生活に密着していて、特別なことが無くてもふらりと寄れるのが良いですよね。

    ひとがたは、半紙というのが良いですね。
    古の風情を留める紙であるからこそ、気持ちがこもりますね。
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