家内が31年前に最初のボーナス(少額だったらしい)で買ったマイミシンです。
それ以来、必要に応じて活躍してくれるミシンですが、2年前にベルト切れで一度修理してもらいました。 今週に入ってから布送りができない状態になりましたので、再びミシン店に持ち込んで見積もりをしていただくと、部品交換で修理可能とのことでしたので、お願いしておりました。
生産拠点や製造台数、内部構造や素材の刷新などがあったと思いますが、修理するより新しい製品に買い換えた方がお得な場合もあるでしょう。
しかし、近所に家内制手工業に準じる形で修理してくださるお店がありますので、そちらが依頼を受けてくださる間はお願いしようと考えております。
繕い物だけでなく
お店のカウンターやテーブルトップは、ステンレス板を貼り付けた特注品です。
清潔でお手入れは楽なんですが、どうしても冷えたグラスを直接置くと、その結露が気になります。
お客様の衣服や書類を濡らしてしまうこともありますので、布製コースターがあれば良いと考えました。
そこで家内に依頼して簡単なコースターを作ってもらってます。
最初は白い布でしたが、おしぼりと混ざってしまう事があるので、後に花柄を発注してます。
厨房から漏れる炒めものに伴う霧状の油分が店内に飛散しないように、季節に応じて暖簾を掛け替えています。
真ん中には落語会などで入手するお気に入りを配して、両サイドには楽天で買う安いものを縫い合わせてもらってます。
ミシンって 便利やな〜。
消耗部品
これが交換されたギアです。
Webにある画像を見ると、黒い部分はデルリン樹脂とも呼ばれるエンジニアリングプラスチックのようです。 新品は白い成形品だと思われます。
ほぼほぼ金属に近い性質を持つ樹脂部品でしょうが、一定の年月や負荷で欠けたり摩滅したりする部品でしょう。 安価な時計にも使われている部品ですね。
多くの部品で構築されるメカにおいて、どこか一部分に弱い部品(消耗部品)をはめ込んで、マシン全体がダメになってしまわないことを狙って設計されているのだと思います。
だから古いミシンでも消耗部品のストックがあるのだと思います。
それにしても交換工賃・部品代・組み上がってからの微調整を含んでの請求金額が
税込み8500円は破格だと思います。
どこかのカーディーラーに見せてやりたい、、、なんてね。
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購入金額
58,000円
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購入日
1985年07月01日
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購入場所
大平ミシン店
ぴょんきちさん
2016/05/26
お店もミシンもすばらしいです。もちろんオーナーたる奥様も。
うちの足ふみミシンはもう動かないだろうなぁ。20年前は現役稼働してたんだけどなー。
いぐなっちさん
2016/05/26
まだまだ捨てたものではないですね
フェレンギさん
2016/05/26
足ふみミシン、あの革ベルトのにくい奴ですね。 うちにもありました。
20年ほど前にはモーターライズするサービスもありましたが、私は自分で速度を調整できる足ふみミシンが好きでした。 学校で習ったのも足ふみミシンでした。
コンピューター制御の多機能マシンも安く買えるようですが、直せる間は使いたいと 家内が申しております。
直る機械って良いですよね。
フェレンギさん
2016/05/26
ウチと同じで店舗兼住宅の家族経営のお店です。 応援したくなるでしょ。
次も直してね、と言いながらお支払いしてきました。
くろぱんださん
2016/05/27
最近モノを買うときは修理のできるモノを選ぶようにしていますが、さすがに31年は凄いですね。素敵です。
フェレンギさん
2016/05/27
家内は小柄でフェミニンな様子に見えるんですが、メカが大好きでして独身時代から私の誘いに乗り、ベータデッキ・レーザーディスクプレーヤー・SONYのD50・長岡先生お薦めのアイワブランドのミニアンプ・オリンパスのXA-2・等などずいぶん散財してもらいました。 一緒になってからもビアンキのMTBやサロモンのスキー板などなど、たくさん趣味のものを買いましたが、今も手元に残るのは、このミシンだけのようです。
みんな思い入れがある製品ですが、シンプルな機械は凄いですわ。
対応してくれるメーカーさんと販売店に感謝しきりでございます。
ふと思い出しました。
当時男子禁制女子寮に居た彼女が、「ベータデッキのセットアップでNHKが登録できひんわ〜」
「その作業って、12時過ぎてからしてへん?」
当時のNHKは0時で停波していたのでした、、、。