L-03DPの数少ない修理記録をネットで探してみると、突然死の事例が（汗）

電源基板に使われている、TA78L015APが経年劣化で損傷すると、30V→15Vの定電圧が供給されなくなり、30Vがそのままサーボ回路に印可され破壊するとのこと。

そもそも、定格の上限が35Vなのでパーツへの負担がかなりありそう。

元々、電源回路のリペアは検討課題と思っていたものの、この対処は急務かも。

と、秋葉原近辺で探してみたものの、在庫が見つからない。

千石にはありそうな気がしたものの、扱いなし（困）

自作基板の場合、設計者さんが調達可能なパーツをある程度想定した設計をしてくださっているので

あまり困らなかったものの、

ヴィンテージオーディオの修理にオリジナルパーツを調達するのは結構手間になりそうです。

こういうちょっとしたパーツですら、既に秋葉原でも調達できなくなってきている現実。

仕方なく、ネット通販で調達することに。

L-03DPの電源回路まわりです。

サービスマニュアルから抜粋してみました。

（クリックして拡大）

TA78L015APは２か所使用されています。

そのほかにも換装したいパーツが幾つかありますね。

一通りピックアップしてネットで検索してみましたが、基本ディスコン、流通在庫のみ。

おまけに通販でしか入手できないパーツも幾つかあります。

さてさて・・・

2016.05.18

回路図を眺めながら、こうなったらできるだけ新品に換装してしまおうと思い立ちました。

が、またこれなかなかお目当てのパーツがないんです。

代替品含め、6割くらいはなんとかなりそう。

ほとんどが若松通商で入手できるようです。こうなると若松強いね。

まずは、レギュレータの換装をはじめて徐々に交換パーツを増やしていきたいと思います。

それと、サーボ回路の電解コンは全数交換したいと思います。

現物着荷。

@48×5=\240

送料、\540

はぁ・・・

やっぱりレギュレータだけは交換しましょう。