「芋づる式洲崎綾Part3」。Webラジオのキャラクターの面白さと天使の歌声のギャップ萌えで?手を広げはじめた洲崎綾(あやっぺ)関連。今まで2回彼女の関わった楽曲、アニメやラジオCDといったものから、その原作や関連楽曲、さらにイベントグッズと芋づる式に関連アイテムをまとめてご紹介してきたが今回3回目のまとめ紹介。
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLSであやっぺが演じるのは最年長の女子大生アイドル新田美波。アニメではとりまとめ役を任され、惑い、悩みながら、みんなを引っぱり、自分も成長していったようだが(←未見)、そんな彼女が組むことになったのが“LOVE LAIKA(ラブライカ)”というユニット。
上坂すみれ(すみぺ)演じるロシア人とのハーフ、アナスタシアとのコンビ。アナスタシア(アーニャ)は15歳設定で、美波は19歳設定だが、混血のアーニャは背も高く大人びた外見なので、ユニットとしては外から見ると歳の差があまり感じられない形。でもステージを降りると幼少期をロシアで過ごして日本語がたどたどしいアーニャの面倒を美波はよく見ている...というような設定らしい(知らんけど。
曲の方は....やっぱりガチ。
美波はソロ曲
も、20世紀的王道アイドル曲(もしくはロボットアニメ主題歌臭ただよう曲?)が充てられていて、それをまたあやっぺがかすかに色気を漂わせたイイ声で熱唱していた。今度組んだすみぺも歌うまい声優なので、ミディアムテンポで場面転換が多い歌で難しい曲なのだが、二人の力量で聴かせる。
そのLOVE LAIKAのデビュー曲という設定なのが「Memories」。コイツも王道「歌謡曲」路線。雰囲気としては前世紀末に一世を風靡した女性アイドルデュオ、Winkを彷彿させる(ゲームやアニメの振り付けが滑らかで「ない」のも彼女たちのお人形さん風ダンスを想い出させるかも..)。歌詞はアニメソングを自分でも歌う貝田由里子で作編曲はESTiとアイマス系ではおなじみのコンビ。デレマスであやっぺ(美波)がもらう歌は結構良くて、(歌が上手いのでいい歌ももらうんだろうけれど)それに当てた彼女の声もスバラシイ。この曲では出だしの♪独りよがりの冷たい雨に打たれながら♪という所のトーンとBメロラストの♪儚い夜ぜんぶ絡ませ♪の「からませ」という言葉の薄く裏返る感じがイイ。デュエットなのもあり?比較的似た方向に声を寄せているが、あやっぺの方が太めの声に造ってあって年長感を出していて、そのやや張り目の声が力強い。
「夕映えプレゼント -LOVE LAIKA リミックス-」はストリングスの調べが美しいポップス。構成的には(ストリングスの導入に続いて)「サビ前の曲」で歌に入る前のaug(オーギュメント)が印象的なコード進行。「Memories」に比べると軽めに歌ってあり、リズムインした後は軽やかなテンポのこの曲に合ってる。あやっぺの声ってよく聴くと「張ったア段」が少しハスキーなんだな。そこが印象的でよいのかも。
これもソロ曲CD同様ドラマパートが入るが、ソロ曲のとは違って二人の他にプロデューサーの声(CV武内駿輔)が入っている。アニメ放映と連動してゲームに追加されたというラジオを模したボイスドラマとして「マジックアワー」というのがあり、ゲームでは既にスペシャル版も合わせて30回以上の配信があったようだが、その特別版、というテイ。
ラジオ番組にデビュー曲「Memories」のプロモーションの為に出演した美波とアーニャがお便りを読みつつ、番組を進行していくという形を取っている。ところどころロシア語が混じり、カタコトの日本語とのチャンポンになるアーニャが美波を慕っている様子と、自分にあまり自信のなかった美波が年下で日本語に馴れないアーニャをフォローながら引っぱっていかなきゃ!と自分に言い聞かせつつ成長している感じが伝わるトーク。ただ美波が絡むので一部がなんだか「そっち系」にとれなくともないような台本になっていたりもするのだけれど..(ぉぃ
あとソロ曲CDと違ってやっぱり2曲入り(残り1曲はタイトル曲のオフヴォーカル)なのが大きい。ちょっと曲調が違う2曲があしらわれることでそのユニットの別の面も見えるし。ソロ曲CDも2曲構成にしてくれないかなーと思った次第。...ま、その分高くなってしまったケド...
【収録曲】
1. Memories
2. 夕映えプレゼント -LOVE LAIKA リミックス-
3. ボーナスドラマ「マジックアワー LOVE LAIKA特別編」
4. Memories オリジナル・カラオケ
「Memories」(公式SPOT)
もうひとつ、アニメでの歌唱シーン(第6話)
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購入金額
1,296円
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購入日
2016年04月24日
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購入場所
とらのあな
豆豆さん
2016/05/24
cybercatさん
2016/05/24
ま、そうはいってもこの分野は好き/嫌いの「感性レビュー」になってしまいますけどね。