国内で使えない無線機です。
結論から書くと「国内では電波法違反となります。」ので使えません。
入手する機会がありましたので、販売元様からも測定等の許可を頂きましたので、少し調べてみました。
送信出力は2.0Wです。
周波数と技適が無い点が少し問題です。
また、例えばアマチュア無線用として周波数設定した場合、出力から言えば充分に免許を受けることが可能です。
無線設備としての変更申請(追加)が必要です。・・・昔は確か、送信の最終段のアンプの型式と入力電圧等を記載してブロックダイヤグラムを付加すると、保証認定がもらえました。
また、技適認証を1台ずつ取得する気でやれば取得できそうな気がします。
実際は、その労力と申請費用を考えるとやる気にはならいと思います。
先ずはパッケージの写真です。
セット内容です。・・・マニュアルは・・・内容が今一です。(英文)
付属品としては一般的なレベルでしょうか?
※ 実際には、AF出力を測定器に入れ、1kHzのフィルタを通して確認しますが、今回は耳のフィルタによる感覚です。(*^O^*)
受信時にスケルチが開くと緑のLEDが点灯します。・・・左のLEDはライトです。
右端のツマミは電源スイッチ兼音量ボリュームです。
真ん中のツマミはチャンネル切替ツマミで1~16まで切り替わり、切り替わる度にチャンネル番号のアナウンスがあります。・・・優しいです。
左はANT端子でコネクタ形状はSMA-Pです。
実際に測定した結果は次の通りです。
技適マークが付いていましたが・・・実際に使えるか確認しないとダメですね。
↑怪しいかも
総務省の電波利用ホームページで検索できますので調べてみました。
結果・・・該当はありませんでした。
参考までに検索はこのページです。
ただ、この価格でこの周波数帯の無線機なら、非常に良く出来ていると思います。
販売の仕方をもっと考えると売れる様な気がします。(*^O^*)
現状では周波数と出力を無線局に指定された値に設定すれば、無線従事者の資格があれば正式に無線設備として免許が受けられるのでは無いかと思います。
しかも、この価格ですから、購入するユーザーも増えそうです。
ただし、現状では使えません。
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購入金額
6,663円
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購入日
2016年10月30日
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購入場所
Amazon
jakeさん
2016/11/03
しかも出力が特小のレベルじゃないし。
北米、オーストラリア、中国あたりの仕向品じゃないでしょうかね。
CLWさん
2016/11/03
まぁ、国内での使用はNGだと解りますね。
仕事柄、この手の無線機は周波数設定ができない限り、ダメですね。
出力が大きいとバッテリーが持たないですからね。
間違って買って使用する人が居ないと良いですね。