SV-2A3EPXで使っていた整流管が、中古のCV378でかなりへたっていたので、買い換えをどうしようか…と悩んだ結果、同じCV378に落ち着きました。
元々SOVTEKの5U4Gが載っていたのですが、CV378の柔らかさというか雰囲気が好きだったので、NOS品を購入してきました。
ちなみに、整流管っていうのは、交流を直流に変換する役割を担っている真空管です。
ヒーターでプレートを熱すると電子の動きが活発になり、電子が空中を飛んでいくんですが、真空管の中の電子の流れは一方通行なので、+と-が逆転すると電子は飛ばず、結果交流を交流に変換することができる訳です。
VALVE ELECTRONIC製の軍用向けの管ですが、製造元はMullardでGZ37と同一管です。
細身のST管で端正なデザインの球ですよね。
ブラウンのベースが良い感じです。
個人的にホワイトベースってあまり好きじゃないのですよ。
SV-2A3EPXの現在の様子。
左から、RCA 6SN7、Marconi 6V6、SOVTEK 2A3×2(プッシュプル)、Mullard CV378。
いやぁ、暖かい音でかつ奥行きがあっていい音してます。
SOVTEKの5U4Gも良い球だと思いますが、やはり雰囲気の厚み?はCV378のほうが一枚上手。
CastleのYorkと組み合わせると最強です。
York、買っておいて良かった…
いやー、オーディオって楽しいですよね。
2000円くらいのアルバムでも、瞳を閉じると目の前で本人が歌っている臨場感。
好きな歌手を独り占めできる時間はなんとも贅沢です。
…しかし、SV-2A3EPXってモノラルアンプだから、真空管も2本セットで必要になるので、懐直撃です。
CV378はMullardの真空管でもそこまで人気が無い?のか1本1万円程度ですが、大人気2A3はRCA製とかになると4本揃えるとトンデモな額になりますからね。
個人的に、いつかJJの2A3-40にしてみたいのですが、4本買うと…げふんげふん。
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購入金額
0円
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購入日
2016年04月03日
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購入場所
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