ロッキングホース（木馬） です。

狸小路のゲーセンでの初のプレミアム景品です。

何と言っても、100円で2回のクレーンゲームの1等賞ですから…。

それで、何を取って景品が木馬だったのかが思い出せません。

ずいぶん昔の事だったので仕方がありません。

古い記憶を辿ってみましたが、取るのは「オレンジ色のボール」でした。

オレンジ色のボールを吊り上げ、次に所定のエリアにそのボールを置く。

このボールを取るだけでなく、今度はそれを特定の場所に入れると言うものでした。

めでたく「ゲット」になれば店員さんを呼びに行く…。

まあ、留守中に「俺がゲットしたものだ！」と主張するヤツが居るといけないので、必ず携帯で「写真」を撮って置く…。

店員さんは、「まさか？」と言う様な顔をしてついてきます。

これ、分かりませんが、たぶん「アジア系外国製品」です。

●面白い話

この木馬には面白い話があります。

工場出荷時から半分組み立ててあって、「馬」と「ソリ」の2つに分かれていました。

しかし、いざ組み立てて見ると、「馬を乗せるソリ」の形が少し歪んでいる…。

良く調べると、すでに工場出荷時のソリの組み立てが間違っていました。

片方のソリが、「前後逆」に組み立ててありました。

（こんなことになるのなら、前後同一寸法に設計すれば良かったのに…）

前と後ろで、どこかの寸法が少し違っていれば、片方逆に組み立てれば歪むのです。

簡単に木ネジで留めてあっただけですので、プラスドライバー1つで簡単に補修出来ました。

あそこの国の人達って、良く言えば「おおらか」、はっきり言えば「いい加減」なのです。

たぶん、組み立て後の「検査」などもまともにはしていないのでしょう。

まあ、人件費を極力抑えるためには仕方が無いのかも知れません。

間違っているのを指摘しても、きっと「取り付けが反対でも、死なないね！」なんて言い返して来るでしょう。

この木馬、我が孫が今も使っています。

ただ、乗るだけなら良いのですが激しく揺すると転倒の可能性もあって危険なので、1人で乗るのは禁止です。

※アイコンに使用した画像は昔のもの、最初の2枚は2016年5月に撮り直したものです。

●同じ様な話がPCでも…

同じ様に、「廃棄PC」を譲り受けると面白いことがあります。

例えば、どこかの事務所でPCを買ったとします。

たいていはメンテナンス担当さんがPCの使い方をちゃんと理解しているので問題は無いのですが…。

小さな事務所で、かなり「偉い人」が良く訳も分からないでPC を導入してしまうことがあります。

しかし、まともには使いこなせない。

「宝の持ち腐れ状態」でPC人生を終わるPCが多いのです。

たまたまそう言うPCを貰ったりすることがあります。

調べてみると、「膨大な予算を投入したのに、1度も動いたためしがないPC」なんてのが良くあります。

関係者は、「これはまずい！新規導入したこと自体を無かったことにして、倉庫に隠せ！」と言う事に。

5～6年して「ほとぼりが冷めたころ」に晴れて「廃棄」に…。

最近、我が社でも「廃棄機器」を拾うことは誰でも「禁止」になっています。

（以前は、社員なら許されていた）

そもそも、電源swの接続が間違っていて「絶対にswが入らないPC」なんてのも普通にあります。

貰った方は「ぼろ儲け」なのですが、「守秘義務」みたいなものまで守る必要が出て来る訳で…。

世の中、面白いことばかりです。