2015年作品。127分。原題 “Jupitar Adcending”



あらすじ
ロシア系不法滞在者のジュピター。天文学好きの父を亡くし、母親とともに親類と暮らす彼女は、よその家庭の掃除でなんとか生計を立てていた。しかし彼女はやがて、遥か広がる宇宙を舞台にした壮大な冒険へと巻き込まれていくのだった……



「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟（当時は『兄弟』、現在は片方が性転換して女性になったため『姉弟』）が製作・脚本・監督を務めたSF作品です。
彼らが手がけた「クラウド・アトラス」もなかなかに壮大なお話でしたが、こちらも風呂敷だけは壮大です。

しかしながら似ているのは壮大な世界観と序盤の話の飲み込みにくさくらいかな？
展開は容易に想像できてしまうし、またその展開がかなり安易なので、物語に「引き込まれる」ことはありませんでした。残念。

話的には子供向けでいいようなお話ですが（出てくるキャラクターや展開などが）、事前知識なしに子供が見るには序盤がちと複雑で、その複雑な部分が分かる大人には展開が物足りないという、肩透かしな作品でした。

ミラ・クニス目当てで鑑賞しましたが、失敗感は否めませんでしたね。


さて出演は、「テッド」「余命90分の男」「オズ　はじまりの戦い」などのミラ・クニス、「G.I.ジョー　バック２リベンジ」「２１ジャンプストリート」などのチャニング・テイタム、「ロード・オブ・ザ・リング　旅の仲間たち」「白雪姫と鏡の女王」などのショーン・ビーンなど。


2016年2月鑑賞