エレコム製の11ac対応Wifiルーター。
最大867Mbpsの接続に対応し、有線側は1000Base-T対応。
実際にはWAN以外の、ローカルLANポートは1000Base-T非対応です。
非常に判りにくい仕様ですが、要は1000Base-Tの有線ハブ機能はありません。
有線ハブ側は全て100Baseです。
電波出力その他もごくごく普通だけども、この製品5000円を切る価格帯であるにも関わらず、中継・子機設定が可能なのが最大の特徴。
オカンPC用に挿した所蔵の無線LAN子機が焼損したのと、オカン用プリンタ(有線LANかUSB)をネットワーク・プリンタとして使いたいってのがあり、仏間に有線LAN接続先を作る目的で導入。
性能は十分だけど、少しわかりにくい。
無線LAN子機というか、イーサネット・コンバータという「送受信機」としてしか使っていないので、ルーターとしての性能は正直良く分からないのだが、子機として見た場合「接続の安定性、無線LANとしての速度」は十分以上であり、満足度は高い。
まあ、親機が電波出力最強クラスのR7500ってのも、無線LAN接続の安定性に貢献している気はするのだが、それでもサーバー機からのデータ転送速度は、だいたい20MB/sくらいなので、無線接続の割には速い部類になる。
子機への設定は、ブラウザから設定画面入って子機モードに切り替え、自機のIPアドレスを親機に揃える(第三オクテットまでを同じ数字に設定する)だけなんだが、一つ分かりにくい罠があった。
子機モードでブラウザ設定画面に入れるのが、「WANポートにPC繋いだときだけ」なのだ。
この写真だとLANコネクタに隠れて見えないが、少し青く見えている辺りにWANポートがあり、本来はここにWAN側の機器(ONUとか)を繋ぐ訳だが、本製品では子機モードで設定画面を出す場合、このWANポートとPCを繋がないと出てこない。
そして、設定完了後は「普通のLANポートとPCを繋」がないと、普段の通信が出来ない。
最初、説明書に「WANポートにPCを繋ぐ」とあったので、設定画面を出す方法はすぐ判ったのだけども、説明書に「設定が終わったら、LANポートにPCを繋ぎ直す」指示が無かったので、設定が合っているのに、設定画面は出せても通信出来ないと十分以上悩み続けた。
いや、まあ・・・普通に考えたら「LANにPC繋ぐ」のが当たり前なので、WANから指し直さねばダメなのは当然なのだけども、設定画面出すときはWANに繋ぐという仕様のせいで、軽い思い違えをしていたのだ。
そういう訳で、その「何でそうした」的な仕様を除けば、まずまず及第点。
ただ、子機機能を持つ11acルーターとしては間違いなく最安値帯なのに、動き出せば中々いい感じに安定して速いので、高速なWifi環境のコンバータが欲しい場合は、結構お勧めである。
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購入金額
5,724円
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購入日
2016年02月14日
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購入場所
とっぷりんさん
2016/02/26
価格からしたらいい感じなんだけど、我が家のメイン機相当を…(汗
Vossさん
2016/02/26
11nならあるけど、5G帯非対応な上にコイツよか高い。
結局、コレが「最安値でWifiコンバート環境作れる」というオチ。