レビューメディア「ジグソー」

光学3倍ズーム搭載スマホ(でかい・厚い)

 当初、ZenFone Zoom はデュアルSIMではないと判明して購入対象から外れていたのですが、先日の台湾大地震の被害の事もあり、これも一種の震災支援に!と思い切って

光学3倍ズームが売りである ASUS ZenFone ZX551ML-WH128S4  を購入。

幸いヨドバシにて一瞬だけ安くなったタイミングを掴めたというのもあります。

 

ボディはホワイト色を選びました。屋外で使う場合、ブラック色だと温度が上がりすぎてカメラが使用不能になる事を恐れたので。ただし実際に使ってみたら安全のためにデチューンされているのか発熱は割と抑えられているので杞憂っぽい。

 

TANITAのクッキングスケールで本体重量を計ってみたら約201gでした。

メーカーホームページでは185gとありますが……?

 

付属の充電器

型番 AD2022320
入力 100-240V 50/60Hz 0.5A
出力 5V 2A or 9V 2A

 

 

いきなりもうシステムアップデートですかい

 

 

 

AnTuTu Benchmark v6.0.1

 

 

 

 

 

 

更新: 2016/02/16

光学3倍ズームデジカメとしての性能は?

現在のスマートフォンの中ではおそらくトップクラスに入るデジカメを内蔵しているはず。手持ちのXperia Z3内蔵デジカメとは比べものにならない程に良好な画質。HDRの効きも素晴らしい。ただし構造的に仕方ないのか、音声ボリューム+-ボタンによるズーム操作時の速度はやや遅めなのが気になりました。もういっそのことズームリングみたいな方式でも良かった様な気がします。

 

1300万画素とはいえ、2070万画素のXperia Z3よりも綺麗という印象です。

 

左:Zenfon Zoom 右:Xperia Z3
HDRモードでの4:3最大解像度表示での比較

左:Zenfon Zoom 右:Xperia Z3

 

広角 デカすぎるため1/4サイズに縮小
ワイド端

 

テレ端

 

以上、上記の画像はそのままだとファイルサイズがデカすぎてアップロードできないので解像度を縦横共に50%縮小しています。

 

 

室内でのブツ撮りにも

このおやつカルパス画像は本スマホでの画像編集機能のみを使った結果です(トリミングなど含む)

 

手持ちのスマホは iPhone5、Xperia Z3と本機の3台のみですが、本機は屋内でのブツ撮りで大活躍しそうです。さすがに一眼レフ並みの画質とはいきませんがネットにアップロードするには十分すぎる事でしょう。

更新: 2016/02/18

準天頂衛星初号機みちびき(QZS-1)を検出できるのか?

最初に購入したままの状態だと、GPSが有効になっていません。

 

設定 → 位置情報 のモードを
 バッテリー節約 → 高精度 へ変更すると使えるようになります。

 

 

AndroiTS GPS Test

のアプリによれば

この通り、一応みちびきを検出しているようです。

 

現在の所、Arm系CPUのスマホでQZSSに対応しているのは皆無だとのこと。これも本機のメリットとなる事でしょう。

更新: 2016/02/18

INGRESS用スマホとしての使用感はどうか?

ポータルの写真を綺麗に撮りたいなら、このスマホじゃないか!?って感じはします。

 

去年辺りまでに本機が出ていた場合、光学ズームを利用してポータル申請時にGPS座標ずらし技も可能だったのかなーと思ったり。現在はポータル申請システム自体が休止中なので試すことは不可能ですが。

 

INGRESSアプリであるスキャナのレスポンスは問題なくサクサク動きますね。もちろんGPSを有効にしないと現在位置がまともに追随されません。

 

ただし、Xperia Z3と比較して気になる点も。

 

欠点

・画面明るさの自動調整がいい加減すぎる。自動調整のままだと全般的に暗め。省電力機能を切ってフルパワーにしてやっと実用的な明るさが得られる。

 

・サイズが5.5インチとややデカすぎて、グリフハックする際に指先なぞるのに時間がかかるためスピードボーナス狙いでは不利。あとポケットに入れづらい。

 

・キャンセルボタン含む3つのボタンの位置がXperia Z3よりも縁側に1ブロック分下がった位置にあるのでかなり押しづらい事この上ない。

 

・Atomプロセッサ Z3590 2.5GHz 4コアなせいかSnapdragon 801 2.5GHz 4コアのXperia Z3よりもバッテリ持ちが急峻に消耗する傾向。おそらく3時間ぐらいが限度でしょう。

 

・画面が大きくなったせいか、GPUチップの性能の問題なのか、3Dポリゴン描画品質がやや荒め。

 

 

実際にINGRESSで使うなら、手からの脱落防止のためにネックストラップは必須だと感じました。ポケットに入れるのに無理があるのは減点材料だと思います。5インチ以下だったらなぁ……

 

せっかくの本皮ですが実用面では、毛羽立たない程度にグリップのあるラバーの方が手から落としそうにならなくて良いような気もします。

更新: 2016/02/13

BOINC for Androidとして使えるか?

Intel Atomプロセッサのため残念ながら Android x86 アプリがあるプロジェクトしか動かすことが出来ません。GooglePlay掲載ソフトウェア同様Intelの技術力でBOINC各プロジェクトのAndroid Arm対応アプリも動かしてもらいかったのですが、現在の所そうはいかないようです。

 

BOINCマネージャを起動したところ、下記2つのプロジェクトのみが初期選択可能でした。

 

Collatz Conjecture

SETI@Home

 

 

SETI@Home は動きました。

カメラのレンズ周りの出っ張り部分がヒートシンクになってる様な感じで温まりますね。1コアのみの稼働なら人肌程度です。流石に4コアフル稼働だとバッテリー寿命が縮みそうなのでやりませんがw

 

一方、Collatz Conjecture は何故かWorkUnit(宿題)が降ってきません。AndroidOSのバージョンによっては、そのままでは対応していないみたいですね。

更新: 2016/02/18
バッテリーの持ち

1時間ほどINGRESS活動するだけでバッテリ残量が72%に低下するのはどうかと思う

 

更新: 2016/02/19
カメラ機能について

やや出っ張りと厚みがあるのがマイナス材料ではあるものの、3倍光学ズーム内蔵というのは大きな強み。

沈胴式にしなかったのは高く評価すべき。センサーもパナソニック製で色味は個人的に好み。空色が綺麗です。

 

マニュアル撮影モードを試してみましたが残念ながらF値は弄れない模様。

 

あと、これは頂けないなと感じたのは、シャッター音やセルフタイマー音が非常に大きすぎて、周囲の人々がビビるレベル。騒がしいところなら問題ないけど静かな飲食店で料理を撮影するのはちょっと躊躇しますね。

  • 購入金額

    68,110円

  • 購入日

    2016年02月09日

  • 購入場所

    ヨドバシ・ドット・コム

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