セブンの「プライベートブランド」です

セブンイレブンのプライベートブランドの「あかにし貝塩焼 45g」です。

「訳の分からん貝」との感想を持っている方も多いと思いますが、「さざえのつぼ焼き」として市販されている貝のほとんどが「あかにし」らしいです…。

昔、祖父が「海の生き物で食べられない物は無い」と豪語していました。

（アテにはなりません）

だから、どんな貝でも食べます。

ただし、中には「ピリッ」と辛い（？）貝もありますので、「ご注意」を。

（ま、この「辛味」は「神経毒」では無いと思います）

それから、海で暮らす人にしか伝えられていませんが、「さざえ」では「芽」と呼ばれる部分、「つぶ貝」では「アブラ」と言う部分は食べると酔払った様になります。

「猛毒」ではありませんが、明らかに「毒」らしいです。

「アブラ」や「芽」を捨てずに大量に食べると具合が悪くなります。

調べたところ、「つぶ」の場合は「唾液腺」の様です。

さざえでは地元の人達は「芽」と呼んでいます。

「もやしの芽」の様な形をした器官で、「つぶのアブラ」とは別の物らしいのですが、詳しくは分かりません。

（そもそも、つぶの「アブラ」が本当に「唾液腺」なのかどうかも漁師さんに聞かないと分かりません）

いずれにしても、地元の人は絶対に食べません。 

     「あかにし貝」って？

概要

アクキガイ科に属し、ホネガイなどと同じ仲間。

最大で15cmを超える物もあり、殻口が赤く染まる事で赤螺（あかにし）の名前がある。

ただし、「赤」と言うより「オレンジ色」だと思う…。

漁師などは略して「にし」と呼ぶ。

柳川市など有明海では「けっぷ」、「こーげ」、「まるげ」などと呼ぶそうです。

人間との関わり

肉食性で養殖のアサリやカキを食い荒らす貝として関係者を悩ませることもしばしばあります。

     食べてみた感想

「塩焼き」とある様に、「化学調味料不使用」で塩で茹でるか蒸しただけの薄目の味付けです。

変な「甘辛醤油に生姜」などの味付けはありません。

（写真では余り美味しそうに見えませんが、美味しかったです！）

（「塩昆布」との相性は抜群！）

材料の貝が「新鮮」な事と、もともと「癖」の少ない貝なのでしょう。

「酒のおつまみ」にも良いですが、「野菜サラダ」に入れても違和感がありません。

たまたま、「塩昆布入り生野菜サラダ」を持って行ったのでトッピングしてみたのですが、相性はピッタリでした。