初期設定を行うわけですが、有線接続でやる必要があります。

スマホ（Android、iPhone）もしくはPCで専用アプリをインストールし設定していきます。

ネットワークから自動的に本機を見つけて接続できます。

私はPCで設定しました。

「IP Camera Super Client」というなんだか怪しいネーミングのアプリでした。。。

うまく接続できると、カメラの映像が出てきます。

基本的には、ネットワークの知識がなくても接続できます。
この辺は一般のユーザーにはうれしいところではないでしょうか？

基本的にはDHCPでIPがふられて利用します。

最近のSynorogyやQNAPなどのNASにはネットワークカメラのコントロールや録画機能があるのですが、IPアドレスがコロコロ変わると都合が悪い時がありますよね？

固定IPに変更する方法が取説にも設定アプリにもありませんでした。
インターネットを調査したところ、Web画面があるようです。

取説には書いていませんでしたが、Web UIでの設定画面が用意されています。

アドレスは、

　http://<カメラのIP>:81/

です。現在DHCPで割り当てられているIPを入力します。

 認証画面でIDとパスワード（初期値は、admin/888888）を入力するとブラウザ選択画面になります。

ブラウザを選択すると、ブラウザのみでカメラの映像を確認できます。

設定画面は、http://<カメラのIP>:81/admin.htm

で開けるようです。

RSTPやONVIFのアドレスも確認できます。

Amazonのページでも、パッケージにも技適適合のうたい文句があり、口コミでも騒がれているようでした。

技適の適合がなければ、日本国内での無線機器としての利用はできません。

機器自体は動作し使うことは可能なのですが、使用すると電波法違反になることもあり注意が必要です。

一応、裏に技適のマークがあるので、免許なしでも使用することができるようですが。。。

総務省のページで紹介をかけたところ、該当する機器は登録されておりませんでした。

ということは、日本国内では無線機器としての利用はできないことないなります。

私は有線で使うことにしましたが、これってどうなんでしょう？

ONVIFという規格に対応しています。

NASにONVIF規格のIPカメラをコントロールする機能があれば、録画映像等をPCなしでNASへ録画できます。

私が使っている、NASも対応をうたっているので、接続してみました。

あっさり接続できました。

スケジュールや動態検知、カメラコントロールなどがNASの管理画面から行えます。

録画された映像もNASで共有されるので、簡単に見ることができます。

まぁ、性能だけみれば、お値段以上それ以上ですが、技適の適合の偽装はいただけません。

マークがついていればいいというものではなく、ちゃんと申請して取得してほしいです。

私は有線専用で使うこととしましたが、無線を使うつもりで購入された方は、手痛いでしょう。

購入される方はご注意ください。