理由は、、、

開口部の直径にあります。

スーパーなどで売られているガラスポットの口径は小さいので、メリタの1ｘ4サイズのドリッパーが

上手くハマりません。

もちろんメリタのガラスポットならジャストフィットします。

口が広いと、内側を洗浄するときも手が入りやすいので便利です。

もうひとつの理由は、、

サイドに刻印されている「杯数」の目安表示の確かさにあります。

メリタのガラスポットの５は、正しくコーヒー5杯分を指しています。

（一杯120ccとして・これは定番カップの適量です）

手持ちの「安物ガラスポット」にその水を移すと6杯強を指しています。

これはこれまで買ってきた多くの「安物ガラスポット」に共通する欠点です。

自分で実測して、スコッチテープを貼り付けて対応することになります。

なんでやろ？　不思議であります。

強火にかけると、炎が取ってのエボナイトを溶かしてしまうので、注意が必要ですが、中火なら問題なく使えます。

ただしどうしても内側に焦げ付きが発生し、染みが出ますので、手鍋に移して加熱なさることをオススメします。

メリタでもカリタでも、付属の計量スプーンは、すりきり一杯で約10グラム。

10グラムで一杯のコーヒーを淹れることができます。

35グラムで4杯。

50グラムで7杯が目安です。

メリタのガラスポットなら、サイドの表示を信じて、同じ濃さ・味わいのコーヒを淹れることができます。

コーヒーは最初の一滴がイチバン濃くて、最後に近づくにつれどんどん薄くなります。

ポットの中は、下層が濃くて上層は薄い状態。

カップに移す前に、マドラーで軽く撹拌してください。

均一な美味しさのコツです。

蓋には「なんちゃって茶こし」があります。

大きな茶葉なら濾せますが、ちょっと心許ない感じであります。

もしティーポットとして使うなら、やはりきちんとした茶こしを使いたいものです。

ドリッパーの持ち手とガラスポットの持ちてが、ひとつの線で結ばれます。

見た目に気持ち良い。

余談ですが、デザインにおける仮想線の一致について。

これはダイハツエッセ。

何の変哲もない軽自動車ですが、ちょっと古い欧州車の雰囲気が感じられます。

そう、ルノー５に似ているんです。

あのカウンタックのデザイナーであるマルチェロ・ガンディーニがデザインした小型車ですが

流石は鬼才ガンディーニ。　そこには線のマジックが潜んでいます。

フロントマスクからのライン・フロントスクリーンからのライン・センターピラーからのライン

リアエンドからのライン、それぞれが仮想の一点で交わるデザインが、なんとも言えない安定感を演出しているんです。

これをダイハツ・エッセは上手に取り入れているようです。

周りに「なんとなくエッセって良いデザインだよね」と云う車好きが多いのは、それを無意識に感じ取っているからだと思ってます。

このストレートポットも、純正ドリッパーと組み合わせた時に、得も言われぬ安定感を感じます。

明日は、とても良い新型ドリッパーを入手したので、それをご紹介します。

これは期待してください。　かなり良い製品でした。