これも、また、上記リンクアイテムなどで全力で遊ぶ為に購入した書籍となります。
仰々しいレビュータイトルを付けましたが、要するに、まあ、キャラ立てて遊びたいよね?
という事です。
信長の野望で、三英傑だったり、地元の有名な武将が人気なのも、為人が明らかで思い入れを持ち易いからなのだと、私は考えています。
そうなれば、チベットをハーツオブアイアン2やヴィクトリアでプレイするならば、チベットの人物について通暁する事は、間違いでは無いハズ。<おおまかに言うと勘違いw
そんな訳で、買いました。
結果として、満足しております。
『チベット政治史』とは違い、一般のハードカバーなので、文字やレイアウトなども読みやすく、図版も綺麗です。
二冊並んでいたのなら、きっと、こちらを先に購入していたでしょう。
また、本書の約半分は、20世紀初頭からのチベット政府、或いは、ダライラマについて割かれています。
これは、序文にて、『チベット政治史』を引き合いに出しているので、そちらと重複するような部分については、省いて、現在のチベットの状況を訴える為に著されたもので有るためでしょう。
政治史では、ダライラマ及び、著者であるシャカプパ氏を含む政府の亡命に至る経緯などは、書かれていませんでしたので、補完するという意味でも読み比べてみるのも良いかもしれません。
と、突然真面目な事を言い出しても、動機は、「ゲームを面白く遊びたい」なんですから、説得力ないですよねーw
ちょっと、真面目な話を追加すると。
中国によるチベット侵略についての本や、ウィキペディアの記事があって、その中では、チベット政府ではないにせよ、黙認レベルだった抵抗勢力がCIAの支援を受けていた、構成員の何人かは実際に軍事訓練を受けに渡米していた、との記述がありました。
それについては、行き過ぎな解釈なのかな、と思いつつネタにしていた訳ですが。
『チベット政治史』には、空挺降下によって、参戦したチベット人部隊の表記が。
この本には、CIAの「ガーデン作戦」の名の下で支援と訓練が行われた、との表記がありまして、事実ではあるとの認識を得ました。
さてさて、様々なものが掲載されている本書の購読によって、ハーツオブアイアン2の将軍名の由来が判明したか、というと。
参謀総長として名の上がっている、アンドゥク・ゴンポ・タシ氏が抵抗勢力の司令官として名前を上げられている他は、中々に見つけられなかったりはします。
まあ、有名どころ(?)なンガプ・ンガワン・ジグメ氏などは、調べるまでもなく、軍人であり内閣の一員であった訳ですけれどもねw
名前のうち、チベット以外で苗字と認識されているものなどは、役職名だったり、尊称であったりする訳でして、個人名が明らかでは無い、「カロン(大臣)・リンポチェ(僧院当主、宝師)」という人もいたりして、何とも…。
といいつつ、そういうものを知る機会になったので、それはそれで、面白い経験かな、と思っております。
社会生活においては、役に立つ機会は無さそうですけれども、ねw
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購入金額
5,400円
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購入日
2016年01月22日
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購入場所
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