WiNDyというブランドを知っている人はそこそこ自作経験が長いと思いますが、星野金属工業のWiNDyシリーズが大人気を博していた頃にCooler Masterが対抗馬として投入したのが、このATC-200-M21。
発売は2000年1月なので、もう15年…というか16年になりそうな製品。
肉厚のアルミを使ったケースで、お値段なんと49,800円。
今では高額ケースもいろいろ種類がありますが、当時としてはかなりぶっ飛んだ価格だったように覚えています。
Z97環境を移植するために、実家から引き上げてきました。
端正なフォルムで古くさく感じず、今でも十分に通用するデザインだと思います。
ただ、全てのファンが8cmなのが時代を感じます。
フロントUSBなにそれ?な時代なので、フロント端子は電源とリセットのみ。
思い切りがいい感じです。
当時は12cmファンは一般的ではなく、さらにサイドフローのCPUクーラーなんぞありませんでしたので、ケースの幅は5インチベイと電源ユニットが基準となっており、かなりスリムです。
最近の12cmファン搭載のサイドフロークーラーは装着不可、トップフロークーラーでもかなり側板と距離が近くなるので吸気不足に陥ります。
そこで、側板に12cmの穴を開けて、エアフローを補っています。
16年前のケースに、Z97&Core i7-4790のセットを詰め込んでみました。
電源ユニットですが、このケースは上部パネルを外して上から入れるのですが、当時はここまで巨大な電源ユニットがなかったので、そのままでは入りません。
そこで、干渉する部分のアルミ板を切り取って無理矢理入れることに。
ATXフォームファクタって歴史が長いのですが、16年前のケースがまだ使えるってのも凄いですね。
デザインがすっきりしているので、オーディオ脇においてリビングで使おうと思います。
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購入金額
0円
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購入日
2015年12月13日
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購入場所
Vossさん
2015/12/13
このケースは当時憧れの一品だったなぁ・・・・
ちょもさん
2015/12/13
ケースにスピーカーが内蔵されていたのって、この頃くらいまでですよね。
今どきのPCでマザボにスピーカー繋いでいる人っているんだろうか…?
当時、このスピーカーからサウンドも再生されると勘違いしていた人も結構いたなぁ。
Vossさん
2015/12/13
基本、メイン以外全てRemoteなので、起動停止してるときに鳴らす用。
vuronさん
2015/12/14
最近の方だとビープスピーカー自体知らないとか
本当のフルタワーケースを知らないとかw
ちょもさん
2015/12/15
サーバー用だと音出るといいですよね。
POST音で故障箇所もある程度解りますし。
vuronさん:
MT-PRO 3000とか当時欲しかった記憶があります。
デカすぎで結局ミドルタワーにしちゃいましたが。
cybercatさん
2015/12/15
自分もこの時代のケースいくつも持っていますが、
>16年前のケースがまだ使えるってのも凄い
これは「規格モノ」ならではですね。
ただ、フロントUSB端子や2.5インチシャドウベイの欠落、エアフローの確保に関するレベルの差などには時代を感じますが...
ちょもさん
2015/12/15
当時は電源も300W程度、CPUファンも8cmファンで大きな方、といった感じでしたから、今どきの爆熱&高消費電力とは違い、全体的にエアフローは貧弱になってますよね。
フロントUSBは流石に無いと使い勝手が悪いので、3.5インチベイにUSB HUB内蔵カードリーダーを突っ込みました。