レビューメディア「ジグソー」

いろいろ便利な日本製品

「掃除機の吸い込みが悪くて使えたものでは無いので、買って」と奥さんに言われ、本来なら大好きなダイソンにしたいところですが、予算の都合上そう何台もダイソンで揃えられないので今回はいらない掃除機を値引きとして引き取ってくれるジャパネットで購入する事にしました。

 

ダイソンでは無いという時点で私の興味も薄く(^^; 、使用するのも私がメインでは無いのでチラシのトップに出ていたイチオシ?の本品に即決しました。

 

 

ジャパネットで販売されているこの手のモノは大抵独自仕様(主に付属品)になっており、仕様を確認すると東芝純正では既に生産終了している「VC-S43」と同等品のようです。

 

 ※ 【ジャパネット公式】東芝 サイクロン式クリーナー トルネオV コンパクト シャイニーレッド VC-JS4000(R) (ジャパネットの販売ページになっていますのでご注意ください)

 

 ※ VC-S43 商品情報 (東芝の製品情報ページです) 

 

「VC-S43」に比べ、オプションブラシが少なく、「VC-S43」販売時には無かった伸縮延長管の先端のライトが付加されている感じの様です。

 

本品自体は昨年の10月から発売されたようですが、「VC-S43」自体は一昨年に発売された製品の様であまり期待していませんでした。

 

それでも家で一番最近に購入したダイソンよりは新しいですし、

 

日本メーカー製なので、多少機能は上かなぁくらいに思っていました。

更新: 2015/12/12
仕様と特徴

コンパクトで軽い

内容物一式
内容物一式

 

パッと見、付属するブラシは床用のモノと溝用ノズル、布団用のブラシだけですが、よく見るとホースの先や伸縮延長管の先に折りたたまれてブラシが付いており、

 

 

 

 

 

 

いちいちブラシを付け替える手間および無くさなくて便利です。

サッシなどの溝用ノズルも同様に何とか出来れば完璧なんですけどねぇ。

 

本品は見た通りサイクロン式の掃除機ですが、サイクロン部にフィルターを無くし吸引力を持続させているのは、ダイソン等と一緒ですね。

 

そしてさすが日本製といったところで、エコモードが搭載されています。

 

DC26では「強/弱」しかありませんでしたが、このエコモードでは吸引力は強モードと弱モードの中間のパワーで運転し、床ブラシを浮かせると自動でパワーオフして節電します。

 

 

実際の動作は、浮かせて 1秒でパワー低減し、6秒で運転一時停止60秒で運転停止となります。

 

もっとも、うちでは「」以外使う事はないと思いますが(^^;

 

そして DC26はちょうどダイソンからコンパクトなモノとして出てきたのですが、本品はほぼサイズが同じくらいになっています。

 

 

しかしながら、DC26の本体重量が 3.3Kgのところ、本品は 2.9Kgとなっています。

更にホースと伸縮延長管、床ブラシを含めるDC26は 5.88Kgにもなってしまうところ、本品は 4.4Kgで済み、使っていて大変軽く感じます。
(いずれも仕様から抜粋)

 

更に更に本品の床ブラシは自走式となっており、軽く前に進めるだけでスッと進んでしまいこんなんでホントに吸い込めているのか?と心配になってしまうくらいです。

このため更に軽く感じ、力の弱い女性でも大変楽に扱う事が出来るようになっています。

 

そして思っていたより便利だったのが、先端にライトが付いている事により暗い所でも清掃状況が良く見えます。

 

 

「暗い中使う事なんて無いよ」なんて思っていましたが、部屋の隅など暗めなところは結構あります。

 

 

ライトは標準で点灯するようになっており、消すには自走式ブラシの停止と一緒になっています。

 

ちょっと残念なのが、これだけコンパクトに軽量化しているために全体的に華奢な感じはぬぐえません。

 

 

今後壊れさえしなければ問題は無いのですが、特に後輪の薄さなどはこんなモノなんですかね。

伸縮延長管も大変軽く扱いやすいのですが、ダイソンの必要以上に丈夫なモノと比べると叩いたら壊れそうです(まずこれを使って何かを叩く事なんて無いですけど)。

更新: 2015/12/12
使用感

メンテナンス性が高い!

最近の掃除機には大抵ついているようですが、ゴミがいっぱいになった時などはランプが点灯し知らせてくれます。

 

メンテナンスサイン
メンテナンスサイン

 

もっとも、その前に吸引力が弱く感じるでしょうから、サイン点灯前にゴミ捨てやフィルター清掃をする事になるでしょう。

 

本品のゴミ捨ては DC26と同様ダストカップにごみが溜まり、手を汚さずに捨てる事が出来るようになっています。

 

 

と、ここでもこういうところが日本製だなぁと感じるのが、ダストカップの底にお手入れブラシが収納されており、カップの縁やネット部に付着した細かいほこりなどを取り除けるようになっています。

 

そして、排気洗浄フィルターの取外しも簡単にできるようになっており

 

 

 

背面の矢印部分を指で挟み引き抜けるようになっています。

 

 

ちなみにこのフィルターは通常は軽く叩いてホコリなどを落とすだけで良いですが、汚れが気になるようでしたら水洗いも出来るようです。

 

そして何より DC26で一番大変だったのが、床ブラシに絡まった髪の毛などを取り除く事でした。

DC26ではブラシの両脇がねじ込み式になっており、コインなどを使って外すのですが力が必要で女性ではなかなか外す事が出来ませんでした。

 

本品の場合は床ブラシの上面両脇のつまみを左右に軽く開くだけで

 

 

簡単に中のブラシを外せるようになっています。

 

 

まだまだ使い始めで、ゴミ捨て以外のメンテナンスなどは必要になっていませんが、もしもの時でも今から安心できます。

 

そして肝心の掃除機の性能ですが、普通に使う分には DC26と比べても遜色は無いと感じます。

 

自走式のためスイスイ進んでしまい床への吸い付き感が全くなく「ほんとに吸い込んでんのか?」と思うくらい抵抗が無く、掃除機をかけている感を感じられません(^^;

 

しかしながら、しっかりとゴミは吸い取られています。

 

もっともダイソンと比べ床ブラシが床に張り付かないので、絨毯の奥や畳の目の奥に挟まっているようなチリやほこりの吸い込み具合は、DC26には敵いません。

 

またダイソンを使っている人なら分かると思いますが、板の間(床)を掃除機をかけた後の微細なホコリまで取れているような感じまでにもなりません。もっとも、本品でも十分にキレイになっておりよほどこの感じにこだわっている人でなければ問題は感じないでしょう。

更新: 2015/12/12
総評

とにかく吸引力が欲しいという人以外には奨められます

使っていて、さすが日本メーカー製だと感じられる部分が多く、ほんとに便利です。

 

ダイソンと比べ微細なホコリまで取れてないんじゃないか?と感じる事も、その他のメリットを考えると些細な事の様に感じられます。

 

特に力の弱い女性には、重量も軽く、掃除機のかけ心地も軽いのは大きなメリットでしょう。

 

ダイソンに慣れた身には、床への張り付き感(抵抗)が全く無く寂しい感じまでしますが、掃除機をかけた後を見ると DC26で掃除した時とあまり違いを感じられず驚きです。

  • 購入金額

    32,724円

  • 購入日

    2015年12月06日

  • 購入場所

    Japanet TAKATA

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