ということでまずはスペック。

○サイズ：102x87x124.6mm（WxDxH）
○重量：0.425kg（ファン込み。）
○ファンのスペック：90mm 600-2200RPM±10% / PWM(4pin)
○ヒートパイプ：6mm径３本
○対応TDP：120W
○製品保証：３年+３年（要レジストレーション）

DIRAC様ホームページより流用しました
参考URL：http://www.dirac.co.jp/m9/

パッケージ画像

内容物画像

ということでこの小ぶりなサイズでTDP120Wまでに対応
実はC7からヒートパイプが地味ーに１本減っているのだが、対応TDPは増えている。
ヒートパイプが３本とはいえ形状がC7に比べて複雑なため、そこはうまく放熱できるのであろう。
やっぱり特筆すべきは製品保証。一番下のグレードであるにもかかわらず
追加保証込みで６年まで保証してくれるとか、同じ製品をもう一個買いますぜ！と言いたくなる
長期保証。並々ならぬ自信が感じられます。

なお当製品で一番気をつけねばならない点は、
プラットフォームがIntelかAMDかで製品が違うと言うことであろう。
　AMD→M9a
　Intel→M9i
である。非常に紛らわしい。

なお、隣り合わせで並んでいた場合は、先客が間違ってIntelの棚にM9aを突っ込む可能性が
あるため、ヒジョーに注意をして買うべき製品なのは念を押しておきたい。

以上レビューここまで

正直CPUクーラーとして使う気がないので、性能はどうでもいい。

以下頭おかしい人の感想

Ｑ：CPUクーラーってなんのための道具ですか？

一般人Ａ：CPUの熱を吸い上げて放熱するための道具

アラクレ：ヒートシンクの美しさを楽しむ工業工芸品

ということで理解できない方は回れ右してお帰りください＾＾

さてまずは正面からの写真をご覧いただこう。

※部屋が薄暗かったためフラッシュをたいてちょっと見づらい

いつも120mmファン搭載のサイドフロークーラーを見ているため、

90mmファンが搭載されているサイドフロークーラーはちょっと斬新。

ヒートシンクの上に飾り板（冷却性能向上に寄与している可能性もあり）もあるが、

サイズ製のローエンド製品にはこんな物ついてなかったように思える。

そして後ろから見た図。

中央を中心に段々と盛り下がってくる形状をしている。

H7でも同様の形だったがやはりローエンド製品のためか、

そのほか特殊な形状や手の入った構造は見受けられなかった。

しかしこの形状・・・もう一基分のクリップがあれば、90mmファンを増設できそうである。

そして最後はCPUとの接地面。

ネジが二本見えるが、これはリテンション用のネジである。

しかし私にとっては飾っておくだけなので無用の長物。

なお、観賞用のため保護フィルムを外すことは厳禁であり、これ以上の写真は撮ることはできない。

ということでコストダウンの影響か、凝った作りは見られなかったのは残念。

が、肉厚なヒートシンクや、サイズの割に整ったフォルムなど全体的な雰囲気は◎。

※少なくともサイズ無限３よりはヒートシンクが分厚い

そのため「飾りたいが大型クーラーはスペースを圧迫してしまう」などの

悩みを抱えている人には非常におすすめしたい一品だ。

え？冷却性能？？

私よくわからないんで他の方当たってください＾＾；