「FastCopy」は、デバイスの限界に近いパフォーマンスを発揮することを目的に開発されたオープンソースのファイルのコピー・削除ツールです。

そのコンパクトさと軽快な動作から、この分野の定番アプリとして長年愛され続けているのだそうですが、個人的には知りませんでした。

（似た様な機能の別のソフトを使っていました）

「64bit版」もあるので、とても期待をしています。

右クリックメニューなどから呼び出して高速なコピーなどが行え、大容量バッファを利用して複数のファイルを一気に読み込み・書き込む仕組みです。

特筆すべきなのは、Windowsのキャッシュを使用しない仕様だと言う事です。

コピー実行中も他のアプリケーションの処理が重くなりません。

高速コピーを実行する方法は、大きく分けて2種類です。

1. このソフトのウィンドウを起動したあとに、コピー元ファイルとコピー先のフォルダーをドラッグ＆ドロップやファイル選択ダイアログなどで手動登録する方法。
2. このソフトのエクスプローラー拡張機能を利用して、あらかじめファイルやフォルダーの右クリックメニューに［コピー（FastCopy）］を追加しておく方法。
   ［コピー（FastCopy）］を実行すると、選択中のファイルやフォルダーがコピー元として登録された状態で本ソフトを起動出来ます。
   どちらの方法もウィンドウ内の［実行］ボタンで高速コピーを開始出来ます。

また、ファイルコピー時の上書き処理をプルダウンメニューから選択出来、ファイルを「一切上書きしない様」にしたり、コピー元ファイルの更新日時が「新しい時のみ上書きする様」にと、好み通りに設定出来ます。

さらに、コピー先のフォルダーとコピー元のフォルダーを完全に同期させることも出来ます。

ちょっと使って見た所は、動作もキビキビしていてとても使い易いです。

本当は以前から持っていたのですが、使っていませんでした…。

しばらく、使って見ます。