発売後間もなく購入して愛用していたフィーチャーフォン、docomo F-01Eが突然音声通話不能となってしまいました。
ドコモの「ケータイお届け補償サービス」に加入していましたので、本来は5,400円を支払うことで同一モデルが提供されるはずだったのですが、F-01Eが既に製造中止となってから日数が経過しており、同一モデルが提供不能とのことでした。
その代替機として当初提示されたのはN-01FまたはSH-07Fと、明らかにランクが落ちる端末でした。さすがに最低限Bluetoothが無ければ代替品の意味がないため、ケータイお届け補償サービスの利用をキャンセルしようとしたところ、ドコモ側が慌ててこのF-07Fを提示してきたのです。文句を言われなければ廉価品でごまかそうとする姿勢(ちなみにドコモ自身が、提供するのは「同一機種・カラーのリフレッシュ品」と明言しています)は許しがたいものを感じますが、まあドコモは昔からその程度の企業です。本当ならその場で解約したいところでしたが、それはそれで困るので仕方なく妥結してきました。
F-01EとF-07Fは発売時期こそ1年半ほど離れていますが、実質的には後継モデルかつマイナーチェンジモデルというべき関係です。主な違いはワンプッシュオープンの有無(F-07Fで削除された)と、バッテリーの持続時間(F-07Fで2割ほど増強された)程度しかありません。
F-01Eを返送する前に2機種を並べてみましたが、開いておく限りでは基本的な構造は全く同じに見えます。型番表記と僅かな文字の違い程度しかありません。
フィーチャーフォン最上位だが、物足りなさも
今回はリフレッシュ品ですが、卓上ホルダーを使っていたと伝えるとホルダーも新たに付いてきましたので、外箱以外は概ね揃った状態で届きました。
使い勝手という意味ではF-01Eとほぼ同等ですが、ワンプッシュオープンが無いことにはどうしても違和感があります。今までさほど重要視していなかった機能ですが、思った以上に使っていたことに気付かされました。
CPUがSH-mobile AG5 800MHzなど、ドコモのフィーチャーフォンとしては最も強力なハードウェアを持つ製品であり、通常の動作に引っかかりなどは感じられません。バッテリーの容量がF-01E比で約20%伸びた分、フィーチャーフォンとしては少し短めだったバッテリー持続時間も改善されるでしょう。
docomo STYLEシリーズの端末であったF-01Eがベースとなっているだけに、質感などはかつてのdocomo PRIMEシリーズの端末ほどの良さはありません。しかし現状新品で入手可能な端末としては間違いなく最上位のドコモ向けフィーチャーフォンですから、こだわって選ぶなら必然的にこれになってしまいます…。
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購入金額
3,800円
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購入日
2016年03月04日
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購入場所
ケータイお届け補償サービス
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