#925
WD様のキャンペーンで当選していただいたもの。Many many many thanks!
Compatibility
- Formatted NTFS for Windows® 8, Windows 7 or Windows Vista® operating systems
- Requires reformatting for Mac OS® X operating systems
- Note: Compatibility may vary depending on user’s hardware configuration and operating system.
Package Includes
- Portable hard drive
- USB cable
- WD Backup, WD Security and WD Drive Utilities software
- Quick Install Guide
■外観
シンプルで丸みを帯びたデザイン。
内蔵2.5インチHDD、Buffalo HD-PVRU2との比較:
・サイズと重量
耐震構造によってサイズも重量も変わるから、簡単には評価できない。手持ちのBuffalo社製USB接続HDDよりは分厚くて、ズッシリ感のある重量だが、重量/サイズ、さらに重量/容量で考えれば、軽いほうだ!
・中身の情報
中身はWDのGreenシリーズ?今やBlueシリーズ相当?5400rpmと言った控えめな回転速度になっている。
・静音性
5400rpmなので、高負荷状態でも、うるさくは感じない程度の回転音はする。
・パフォーマンス
ノートPCのUSB3.0端子につないだ状態のベンチスコアからは、決して高いパフォーマンスではないが、 データの持ち運びやバックアップ等で特に不便を感じない。
・発熱
Crystal Disk Markの1GBベンチマークの前後は2℃ほどしか温度上昇が発生しなかったが、長時間バックアップ時の最高温度が 49℃に達した。
欲は無限大だが、3TBなら当分文句なし
今まで使ったポータブルHDDは最大でも1TBのものなので、いきなり3倍もの容量になったから、何を入れるかうれしい悩みができた。実際DVDやBD映画のISOデータを入れたりしたら、簡単に容量一杯になりそうだった。
これを持ち歩いていれば、クラウドとは違って、Wi-Fiがなくても、高速アクセスできて、必要な時に必要なデータを使えるのだ。クラウドの強敵としてまだまだ活躍できるはず?
Windows 7と3TB以上の相性問題など
①USBハブとの相性問題
Elecom製USB3.0ハブとの相性問題があった。初回だけ、Crystal Disk Markを使ったベンチマークでUSB3.0のデータ転送速度が出たが、2回目以降はベンチ途中でエラーが発生し、ベンチが失敗してしまうだけでなく、本体自体もパソコンから認識されなくなってしまう。ただし、これはどうも本製品やパソコンの問題ではなく、ハブのほうに原因があるようだ。
②パソコンとの相性問題
さらに、何と、
のデュアルブートのWindows 7 Proへの接続時、何度トライしてもドライバのインストールができなくて、・・・
40余りの重要なWindows Updateがあるが、原因か?
一方、デュアルブートの片方のWindows 8.1 Update Proでは全く問題がなかった。そこからセットアップ用ファイルを内蔵HDDにコピーしておいて、Windows 7からデバイスマネージャを使ってドライバのインストールを試みたが、やはり解決できなかった。Windows 7 Pro自体をインストールしなおす必要があるか?かなり手こずったが、結局、内蔵DVDのドライバに問題があって、それを解決した後、こっちのドライバのインストールができて、使えるようになった。
それでも、Acronis True Image Cloudのバックアップから復元をする際、ロックを解除した状態でも、起動しないというトラブルも起きた。回避策は見つかったのだが・・・
③Windows 7との相性問題
Windows 7のシステムイメージを作成しようとすると、エラーが発生して失敗するというトラブルに遭遇した。何度試しても同じ結果だったから、調べてみたところ、WDサイトで3TB以上のWD製HDDの場合は、あらかじめWDのフォーマットツールでフォーマットをする必要があるとの解説があった。
システムイメージの作成ができない問題が起きた。
セキュリティはいいが、バックアップは簡単すぎる
・セキュリティソフト
WD Securityというユーティリティは、パスワードによるロックとアンロック、暗号化レベルなどではWindows 8以降、Proで標準となったBitlockerに似ている。
パスワードを設定しておけば、取り外すと、自動的にロックしてくれる機能は実用的でうれしい反面、Bitlockerのように、Windowsの起動前の段階でロックを解除してくれる機能がないため、システムイメージのバックアップ先として使う場合、復元のために、一旦ロックを無効化する手間が必要だ。また、ロック解除には管理者権限が必要となるので、標準ユーザアカウントでの使用は管理者権限ユーザとしてユーティリティを起動する手間がかかる。
それと、試したところ、ロックを解除した後、すぐに中身のデータを使うことができたことで、暗号化解除の時間が短いのか、はたまた暗号化されていたのか、やや思ってしまったことがある。
・バックアップユーティリティ
WD Backup
これはシステムのバックアップができなくて、日常ファイルの簡単バックアップ機能しかない。バックアップ対象を選べて、自動バックアップのスケジュールも組めるなど、手軽に使える。いわゆるAcronis社のAcronis True ImageのWD簡易版だと言える。
バックアップ先は本体のほか、クラウド対応ではDropboxのみ選べる。クラウドの場合は、どこからも管理、使用できる一方、インターネット接続環境とデータ容量によって時間がかかって、非効率的だという問題もありうる。
※ Tempフォルダが無視される
これはちょっと驚いた。システムドライブ以外のデータドライブで自分で作ったTempフォルダがバックアップ対象としてリストアップされなかったのだ。1Tempとかに名前を変えると、リストアップされた。
親切なのか、厄介なのか、うっかりバックアップされないことになった可能性があるわけだから、ちょっと問題だ。
まぁ、そもそも、Windowsの入っているシステムドライブ(パーティション)では、自動的にTempフォルダが作成され、一時ファイルなどを保存されることがあるから、親切に設けられた設定だろうが、ユーザだってTempフォルダを作って一時的にファイルを管理することが少なくはないし、Tempだからと言って重要じゃないわけがないし・・・
基本は満足だが、もう少し改良してほしい
セキュリティ機能の備わったコンパクトで大容量なポータブルHDDで、持ち歩く価値のある製品だ。
不満な点:
USB3.0ケーブルが固くて、短いので、やや使いづらい。
排熱の工夫がもう少し欲しかった。
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購入金額
0円
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購入日
2015年09月30日
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購入場所
WD
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