レビューメディア「ジグソー」

役立つか役立たないかは人それぞれ...

鋼材のサイズや重量などがひと目で分かるハンドブックです。

 

表紙はザラザラした赤ベースのビニルで、金の箔押し印刷がされています。

 

手帳サイズで携帯しやすくなっていますし、机上でも邪魔になりません。


社会人になった時から愛用している書籍で、構造物の設計やデザインをする際、形状や寸法、重量などが知りたい時にとても重宝しています。表紙と1ページ目に「京浜産業株式会社」と書かれているので、書店の店頭買いではなく業界の関係でこちらの会社から配布されたものと思われます。

 

京浜産業さんの会社紹介も入っています(1ページ目)


よく使うものについては、何度も見返しているうちにすっかり覚えてしまったので、普段はあまり見ることがありませんが、たまにしか使わない鋼材やちょっとした設計変更をする際に確認がてら開いています。

 

普段の生活にはあまり役立たない情報満載ですw


私が所有しているものは「第51版」ということで1987年(昭和61年1月刊)のもので、現在は70版になっているようです。基本的な内容は今も昔もほとんど変わらないと思いますが、細かい改廃などに合わせて改定されているようです。

 

1953年に創刊されて1987年で既に51版ということなので、年1〜2回程度改訂している計算になりますが、何にしてもかなりのロングセラーというこ とがわかります。初版は「鉄鋼手帳」という名称だったそうで、第24版から「鉄鋼ハンドブック」に変更されたとのことです。

 

消費税導入前のなので、、、


本書より以前のものは分かりませんが、赤い表紙に金の文字の表紙は最新版でも変わっていないようで、明日急に最新版に変わっても全く違和感を感じることなく使えそうです。

 

今も全く同じスタイルで販売しています(社名入れは別途)


ちなみに同じような内容の出版物で「鉄鋼重量便覧」というものがあり、本のサイズこそ違いますが、こちらも赤地に金文字となっているので、この手の本の定番カラーなのかも知れませんね。

 

裏面の出版社名は金色が剥がれた訳ではなく、もともと刻印だけだったようです。


当時1,300円という価格でしたが、現在でも価格は据え置きとなっていました。ただし、税抜き価格なので、税込だと1,404円となりますので、実質100円程度値上がっていることになります。

更新: 2015/09/30
総評

やはりアナログ本は扱いやすい

文字だらけで何がどこに掲載されているのか分かり難いですが、慣れるとすぐに必要なページにアクセスできますし、多少図も入っているので、使っていてさほど不便に思ったことはありません。

 

見ているだけで楽しい!(嘘ですw)


今の世の中、ネット検索すれば大抵のことは分かりますが、こういった資料はやはり本になっているほうが便利だと思いますので、これからも長く使っていこうと思っています。

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2015年09月30日

  • 購入場所

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