私は通勤が無いので普段音楽を聴くのはほとんど家の中だけになります。
日中に家では事務所にいるのですが、お客さん対応もしなくてはならないのであまりスピーカーで聴けません。
かといって普通のヘッドホンを使うと外の音が聞こえないので、日中に音楽を聴きたい時には骨伝導のヘッドホンを使っています。
音質に関しては大したことは無いですが、耳を塞がず周りの音がしっかり聞こえるので留守番しながら仕事するのには都合が良いです。
しかしながら、無線好きの私にとってはケーブルがどうにも邪魔で気になります(^^;
Bluetooth接続のヘッドホンもいくつか持っていますが、全て耳を塞いでしまうタイプなので新たに Bluetoothタイプの骨伝導ヘッドホンを探していました。
ただ日本製のモノでヘッドホンタイプのモノはあまり無く、輸入品ばかりで価格が高くなかなか手を出せません。
それならばと海外サイトで探してみると、amazon.comで本品が日本の半額以下で売られているのを見つけ購入しました。
購入金額には本体価格 $80-と送料 $13.97-を合わせたカードの引き落とし金額を入れています。
外観
内容物は以下の通りです。
本体の他、ケース、小物入れ、替えゴムバンド(黒色)、充電器、充電池が添付されます。
単四電池一本で動作し、ヘッドホン本体から充電は出来ません。
電池駆動式か USB充電式かは好みがありますが、どうせなら本体に充電池を入れたまま充電可能なら良かったのだけど、その分高くなっちゃうのかな?
ケースはセミハードケースで開くと内側はフェルト張りになっており、充電器を入れておける小物入れの裏側にマジックテープが付いているので、中ほどに置くとズレないようになっています。
ケース背面は窪みがあり、指をかけて持つのにちょうど良くなっています。
単四充電池は 1.2V 750mAhのモノが付属しており、約 5時間の連続使用が可能となっています。
充電器は付いてきましたが、家に沢山ある eneloopを使いまわす事になるでしょう。
電池式だと使用時に電池が切れていても代わりの電池を入れればすぐに使えるので便利です。
もっとも少しの時間充電するだけでかなりの時間使えるモノも出ているので、この辺は好みですね。
骨伝導式ですので、スピーカー部には孔は開いておらずシリコンの様な素材の面になっています。
スピーカー部は、耳を塞がず耳の前の骨に当たる位置にセットします。
電池は後方に入るようになっており
矢印の部分を手前に引くと開き、内側にも電池ブタが付いています。
ボタンは下側に
LEDの表示パターン切り替えボタン、電源ボタン、ペアリングボタンが付いています。
電源が入ると上側の LED点灯し、青色または赤色で状態が分かるようになっています。
防滴タイプで音楽及び通話に使えます
Bluetooth Ver.3.0に準拠しており、A2DP,AVRCP,HSP,HFPプロファイルに準拠しています。
そして SBC,aptXコーデックに対応しており、メイン使用のスマートホンが aptXに対応していますので音質も期待できます。
もっとも骨伝導で普通のヘッドホンとは違うのでかなり聞こえ方は違いますが。
また IPX4対応の防滴タイプなのでスポーツで汗が付いても大丈夫ですし、急な雨でも大丈夫です。
音楽再生にもスマートホンでの通話にも使え、とっても機能的です。
大変分かりやすい
今まで使ってきたワイヤレスヘッドホンは、慣れるまでどこのボタンが通話関係か音楽関係か分かり辛いモノが多かったのですが、本品の場合は左に通話関係、右に音楽再生関係、後ろに電源・ペアリングと分かれており、すぐに慣れました。
手前にボリュームが付いており、スピーカー側にマイクが付いています。
そして外側のボタンを押す事でスマートホンに電話がかかってきた時に「受話/切断」が行えます。
右側には音楽再生関係のボタンが付いており
手前のボタンをワンクリックで「次の曲/前の曲」、長押しで曲の「早送り/早戻し」になります。
外側のボタンを押す事で「再生/一時停止」になります。
位置も分かりやすいので、装着中に迷うことなく操作が出来ます。
音は良いが聴き入る事は無いでしょう
さすが aptXコーデックに対応しているだけあり、明らかに今まで使っていた有線式の骨伝導のヘッドホンよりも音が良いのですが、そもそも耳を塞いで聴くようなモノでは無いのでそこまで恩恵は受けられないでしょう。
耳の外の骨に当てて聴くので、実際の音は普通のヘッドホンより小さく聞こえます。
スピーカー部を耳の穴に当てて聞けば大きくは聞こえますが、スピーカー自体その様な使い方の造りになっていない(そもそも穴も開いてない)ので大きく聞こえるだけです。
前より音が良いのも不思議でスピーカー部から耳を通して聞こえている音が良いのか、骨を伝わっている音が良いのかも良く分かりません(^^;
説明書にうんちく等書かれているのかもしれませんが、英語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語の四か国語でしか書かれておらず、操作方法や仕様ぐらいしか分かりません(読みとれません)...
もっとも骨伝導タイプのモノを使う人は周りの音を一緒に聞く(聞こえる)というのが重要なので、そこまで音質にこだわる人は少ないと思いますので、これだけ聞こえれば十分良いというレベルだと思います。
バンドが使えなさ過ぎる
本品を使うにあたり大変残念なのが、とにかく装着感の悪さを何とかしてほしい。
まず今までに使ってきたネックバンドタイプのヘッドホンでこれだけ重く感じたモノはありませんでした。
電池を含め 81gなのですが、電池が後方にあるので装着した時にネック部分が重くて下がってきます。
一番重い部分が頭に接地するスピーカー周りならばそれほど重みを感じなかったと思うのですが、一番遠いアームの先(頂点)なので挟む力で支え切れていない感じです。
それでもあまり頭を動かさなければまだ良いのですが、スポーツタイプをうたっている本品がこれでは困ります。
その為に Adjustable bandと呼ばれる固定用のゴムバンドがあるのですが、これを使用するとスピーカー部が後ろに引っ張られて耳の前がすぐに痛くなります。
それでも固定出来ればまだ良いのですが、ゴムバンド自体がヘッドホンのアーム上を滑って後方にズレてしまいすぐに固定できなくなります。
ゴムがズレないように protrusion(突起)があるのですが、位置は前過ぎますしあまりに小さすぎる突起なので全く引っかかりません。
このゴムバンドに関しては、全く何を考えて作ったのか理解できません。
他の海外モノのヘッドバンドでスポーツ用をうたいゴムバンドが付いていたモノも持っていますが
バンドはアームに固定されており、ヘッドホンがしっかりフィットするようになっています。
スポーツジムに持っていって使う事も考えていましたが、部屋の中でばかり使う事になりそうです。
スポーツで使わないのならば結構使える
激しい動きをしないのならば固定用バンドを使う必要は無く、機能性・操作性は大変良いので、事務所で周りの音を聴きながら音楽を聴くのにまだ使い始めて間もないのに大変重宝しています。
周りの音が聞こえるので通行中に利用しても問題は無いのですが、周りからはヘッドホンをしているように見えるでしょうし、自転車などで事故でも起こしたらどんなに周りの音が聞こえていたと主張しても問題視されそうですね。
そう考えると私が外で利用しそうな場所はかなり限られ、やっぱりほとんど家の中で使う事になるんだろうなぁ。
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購入金額
11,769円
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購入日
2015年09月29日
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購入場所
amazon.com
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