ソニーのレコード針です　ソニー製品を購入することも無くなりましたが（昔からか...)、

手持ちでXL-15というフォノカートリッジを持っていますがレコード針をこれまた壊したので

中古で購入してみました　ただXL-15の正規の針はND-15ですが、今回のはND-14Gです。

形状から使えるんじゃないかと見込んだのですが....it's a SONY の  "s"が抜けていた....w 

それはソニー製　と　それらはソニー製くらいの違い？　

パッケージは綺麗です　というか梱包が丁寧です...カートリッジ本体に針を差し込んでみましたが、途中迄しか入りません　そこでニッパーで当たる部分をカットしてみました　そうしたら入りましたが９割くらいのところでしか入りません　物理的には、これ以上は入らないようです　

正規の針、ND-15でも面一までは入らないのでND-14Gの場合は正常のようです

それ以上追求しないで音出しをしてみました　超高級品でもないのですが音質はカラッとしてて

抜けの良い音です　低音、高音もきちんと出てます　普通にPOPSを聴くには不満はないと言えます

針の差異はスタイラスガード部分がXL-15に比べて小さいですね　スタイラスチップ（針先）は両者丸針で多分同じものと思いますが　モールド部分に違いがあるようです　単品発売と同梱品の差別化で違う設計だったのですね　ND-14Gの本体カートリッジはVL-14GS で単体発売（システムコンポ？）のレコードプレーヤーに付いていた物です　　　　　　　

MM型（VM,IM型でも）で針はカートリッジに差し込めれば音は出るようです 差し込む部分は斜め■ですが丸いのもあるので要注意です　MM-IM-VM型は物理的に機能が違うので差し込んでも音は出ないですが。　詳細に見れば違いは有るのでしょうが、もう手に入らないレコード針もあるのでそういう時は知っていると役立ちます　XL-15は互換針で発売はされていますが高いです　今回の針は1/7位の値段ですから....Ｆ特は落ち込みや上がりはありませんでした　ND-14Gの正規のカートリッジはVL-14GSでプレーヤーに付属していたカートリッジですが単品販売はされていなかった筈です　MM型、針圧は2g , 丸針です　　XL-15はMM型、丸針、1.25～2.5g です  

XL-15(針ND-14G) SWEEP波形  SPOT信号の再生ですのでピーク部分の頂点？をつないで下さい

歪率も2%切っているし結構良好です　ただ高級機などの余韻とか繊細な表現とかには及ばないです

15KHZ以上はノイズ（高調波）ですのでぼかしています　(F特範囲 30Hz～15000Hz) 

 TRS-2001  ,WaveSpectra   

　このXL-15は黒い金属ケースと赤いシャーシ間にエポキシ系のボンドでかなり接着してあります　　　　　　

ヘッドシェルはオーディオテクニカLT-13です　ビスが突き抜けないのでビス長が限定されます　シェルは長岡鉄男氏がほめていた物ですがかなり重量があります　雑誌FMfanで知って購入したと

思います　当時のオーディオ雑誌は影響力大きかったんですよね　ネットもスマホもパソコン通信も無い時代、雑誌だけが情報源でした　今でもカートリッジやコンポーネント機器は当時の雑誌の影響を受けていますね　　　

　　　　　　JVC  TRS-1007  ; TA-E86 ; FRT-3 PASS  　赤い線がF特 　

　　　　　　所持品のXL-15とND-14G 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　本来の姿　正規針ND-15　ヤフオクから借りました

 2016-8-23   追記　　sweep波形挿入　文・画像追記　youtube動画削除