以前の記事で「所有するRaspberryPiは全てケース(エンクロージャ)に入れている」と書きました。
本品は、Raspberry Pi(1) Model B+(以下、B+)用に設計されたケースで、私もB+に使用しています。
外観デザインの同じRaspberry Pi2 Model B(以下、2B)でも使用可能だと思います。
余談:
一部メーカでは、マイコン用の保護用途の入れ物に「エンクロージャ」という分類名を使用しています。
ただし、国内だとあまり馴染がなく(以前は私自身も“ケース”でした)、エンクロージャというとスピーカ関連がヒットしてきます。
いつの頃からかメーカ表記に感化されて“エンクロージャ”を使うようになっていますが、必要がない限り“ケース”に統一していこうと思います。
私は、Raspberry Pi用のケースを購入する時、1,000円以下を目安にしています。
財布への負担を軽減するためですし、$30 PCと呼ばれた本体と同じくらいの値段でケースを買うのはナンセンスだと思うからです。
一時期はアクリル板をカットしてサンドイッチする暫定保護していたこともありますが、静電気や保護不十分の観点からケース購入する流れになりつつあります。
高価な品と安価な品だと、やはり差はありますが、これまで購入した安価な6個のケースの中でもしっかりした品もありますので、不必要に高価な品を買う必要はないと感じています。
基板は、ケースの中で、ケース下側に対してネジ留めします。
基板のガタツキがありませんが、頻繁に取りはずすような使い方には向かないかもしれません。
その分、基板より上には支柱がないため、ケースの内径が確保されます。例えば液晶を入れる(スリット等を気にしなければ)等の時にケースとの干渉が少ないと思います。
ケース自体は、ツメのはめ込み式で、パチッとハマり、開けるときもそれほど力を加えなくても開きます。
ただ、素材がアクリルで、ツメの部分が飛び出した形になっているため、予想はしていたものの開け閉めしている間に4カ所のうちの1箇所がポキッと折れてしまいました。
逆にアクリルなので穴あけ加工は、それほど難しくはありませんでした。
外部コネクタ等は当然として、内部拡張ピン・液晶用コネクタ・カメラ用コネクタからフラットケーブルを引き出すための穴・スリットが準備されているため、Raspberry Piを実験や他デバイスと接続する等の用途に向いていると思います。
先に書いた液晶を入れる場合、スリットが目障りかもしれませんが、ケースが透明なので我慢できるかもしれませんし、加工しようと思えばできるので如何様にでもといったところでしょうか?
最初に「2Bも入るかも」と書きましたが、2Bの基板には「デスフラッシュ現象」という問題があります。
詳細は2B用に使用しているケース記事に書きますが、2B基板は強い光が当たるとリセットが発生するという問題があります。
そのため、私は2Bに透明のケースは使わないようにしています。
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購入金額
1,050円
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購入日
2015年09月07日
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購入場所
Amazon
jakeさん
2015/09/10
業務用に使い倒したり、CPUぶん回す用途にはいいかも。
下手なPC用パーツよりも長く売ってるって意味では産業用にもいいですよね。
蒼-aoi-さん
2015/09/10
そうですね。RPi2のレベルになると発熱が気になるレベルなので、ファンを搭載することも考えました。
実際、オーバクロックしたところ、熱暴走と思われるストール現象を体感しました。
ただ、ファンとなると故障がつき物なので、搭載するとしたら2Bだけで、それより前はヒートシンクと大人し目の使い方で回避したいところです。
アルミケースは一度も手を出したことがない(加工する可能性があったため)ですが、ちょっと試したい気もします。
今度2Bを追加購入したら検討します←