ASUS製のSIMフリー・スマートフォンの最新モデル。
安価にして割と高速、使い勝手が良いと評判だった”ZenFone5”の後継モデルにあたる。
5の後継なのに、2とはこれ如何に?・・・であるが、どうもZenFone5の5は、インチ数とのこと。
ちなみに、ZenFone2Laserは5の直接的な後継だが、ZenFone2(無印)だと5.5インチ・性能重視した別のシリーズってことになる模様。
ああ、もうややこしいったらありゃしない。
閑話休題。
そういう訳で、IIJで買うと毎月の保険料を追加することで、大手同様に5000円で修理出来るっていうから、IIJ通してお買い上げしてみた。
色々惜しい部分はあれど、使い勝手は結構いい
ほぼ、一週間ほど使ってみた結果を言うと、使い勝手はかなり良い部類に入る。
巷の評を見ると、背面カバーがメチャ固くて外しにくいとか、電源スイッチが真上にあるので押しにくいとか、色々と書いてあるのだけども・・・・
個人的な意見としては「背面カバーは別に外しにくくない。こんなもん親指の爪で回し開ければ楽勝」だと思ったし、電源スイッチについては”ZenMotion”の画面ダブルタップでスリープ解除できるから、そもそも殆ど使わないのでどうでも良かった。
それに、背面カバーなんてそんな頻繁に外すものでも無い。
microSDとSIMを挿すときだけの、最初の一回こっきりだ。問題視するほうがどうかしている。
それに、はっきり言って、こいつのカバーよりもGalaxy-SIIのカバーのほうが、ツメが折れやすい分遥かに外しにくいし、取り付け辛い部類に入る。
むしろ、個人的に問題だと思ったのは、こちらの画面外に配置されたメニューキーのほう。
このメニューキー、バックライトとか一切無く「単に書いてあるだけ」なので、暗がりで操作するときに位置が全く判らず、殆どカンに頼るほかない。
反応はまずまずだし、画面から分離してくれたのは評価するんだが、視認性が悪い。
後継機では、是非ともバックライトを装備してほしいと思った。
また、もう一つの問題点がこのボリュームキーの位置だ。
サイドに装備すると、スマホ・ホルダーなんかで誤動作するからだとは思うが、私のように指が短い人には、ダウンのほうはともかく、アップのほうがかなり押しづらい。
慣れてしまえばどうってことないんだけど、読書にスマホを使う時、ページ送りにボリュームキーを使ってきた私にとって、連続で押すのは結構苦痛を伴う。
設計上の問題(バッテリー配置)だとは思うのだけど、もうちょい下に配置してほしかった。
ただ、それらの問題ですら、些細な事でしかない。
Wifiを別に使っていても、Bluetooth経由でテザリングが出来るし、重いゲームをやらんなら体感速度も良くサクサク動くし、受信感度も思っていたよりずっと良好だ。
おサイフケータイとか使えないけど、この性能で三万円切るか切らないかという価格帯なら、十分過ぎる。
むしろ、国内で出回っている高級機など、大半の人にとって過剰性能だろう。
また、Laserと付くだけあって、カメラのレーザー測距機能はかなり便利。
ちょいと判りにくいかもだが、カメラ右側の黒い窓に小さく光っているのが、測距用レーザーだ。
可視光ではないので、カメラなどを通じて見ると写るんだけども、この部分から発振されるレーザーの反射を同じ窓の上の方にあるセンサーで受け止め、撮影する対象との距離を瞬時に測定することで、カメラのピントを自動で合わせてくれる。
この機能のお蔭で、オート撮影のままマクロ撮影しても、勝手に距離を測って勝手にピントを修正してくれる上、従来のスマホ・カメラと比較して、ピント合わせが圧倒的に高速化された。
スマホ撮影でピントが合わずにイライラとか、焦ってピンボケ写真に、とか言う問題が本機においては殆ど発生しない。
基本性能は必要十分、要所要所のキモは抑えつつ、圧倒的な低価格を実現した本機は、MVNOのSIMを使うユーザーにとって、非常に有力な選択肢になるだろう。
つーか、こんな値段でこんな性能のもの出されたら、そら国外で日本製のスマホが売れん訳だ。
日本国内が、スマホでもガラパゴス化するのも頷ける。
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購入金額
30,186円
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購入日
2015年08月29日
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購入場所
ふっけんさん
2015/09/02
あっ。そうなんだ。
デカくてボタンが上にあるから検討候補から外していたのに。
ASUSは店頭POPに書いておかないと同じ勘違いする人居そう(^^;
Vossさん
2015/09/02
今のところ、電源スイッチ使ったのって「MicroSD挿すために、完全にシャットダウン」したときだけかも・・・・
というか、純正カバー付けちゃうと「カバー開くだけでスリープ解除」されるんで、ZenMotionも「カバー閉じてる」ときにしか使わなくなります。
カバー閉じてるときに、丸窓にダブルタップ→時計の確認、またはカメラかライトの起動するときくらいで、普段は「カバー開く」→「ロック解除」の流れで利用開始。
操作ロック機能をかけてない場合、開くだけで即座にメイン画面ですし、あのスイッチはシャットダウン専用と考えていいです。