レビューメディア「ジグソー」

ZOOの影に隠れているけれど...

所持する音楽データに対する私利私欲...イヤ私情私見あふれるコメント、音楽の杜。こういった分野のものは「好み」ですし、優劣を付けるのもそぐわない気がしますので、満足度の☆はあくまで私的な思い入れです。売れる売れないは時の運、若干のスター性の違い、時代の要求、華...そういった少しの違いでヒットする曲、そうでない曲が決まるのが芸能の世界。世紀末一世を風靡したダンスユニットに相前後して売り出されながら、現在ではほとんど情報が残っていないグループの作品をご紹介します。

RASH(RA$H)。1990年頃ZOOのチョイ前に出てきたダンスユニット。現在となってはほとんど情報が残っていないが、現在も活動中のヒップホップグループZINGIのリーダーMC仁義が在籍していたグループらしい(このグループではSHIGERU-Jとして参加)。

ジャケ写を見ると4人組のよう。それでかどうか識らないが、4匹の亀を主人公としたアメコミ原作の映画、“ミュータント・タートルズ(Teenage Mutant Ninja Turtles)”のイメージソングを歌うことで売り出された。

「MUTANT JAPMEN」。♪JAPMEN♪というかけ声?がクロいヒップホップ。ループしたベースでリズミカルなAメロとサビのキャッチーさの落差が印象的。感じとしてはZOOと初期の久保田を混ぜたような曲調で適度にキャッチー、そしてキレのよいラップと伸びやかなヴォーカルで悪くはないんだけれど...ちょっと単調かな~。ブリッジの雰囲気が変わるところからもう一ひねり展開していくと面白かったかもね。これが日本版“ミュータント・タートルズ”のイメージソング。

「U Can't Touch This -Bee Girl-」は本国版“Teenage Mutant Ninja Turtles”の方で音楽を担当したMC Hammerの曲に日本語詞を載せたもの。ベースとなるシンベのラインや曲の構成はサスガのノリでいいンだけれど、日本語詞の一部がノリ切らないんだよなー。英詞用に創られたラインに日本語詞をムリ載せしているので、そこがちょっと...元詞の部分は結構歌唱力もあって良いんだが...

映画コラボで売り出し、ダンスも結構良かった印象もあり(当時の記憶)、歌も下手ではないんだけどなー。なんで消えちまったんだろ。
メンツはこの4人らしい。Who? 教えて、エライひと!
メンツはこの4人らしい。Who? 教えて、エライひと!
「うれる」ということの難しさを感じる作品です。

【収録曲】
1. MUTANT JAPMEN
2. U Can't Touch This -Bee Girl-

「MUTANT JAPMEN」

  • 購入金額

    930円

  • 購入日

    1990年頃

  • 購入場所

21人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • monniezさん

    2020/05/17

    通りすがりで失礼します。
    「MUTANT JAPMEN」はデビュー前の林田健司が提供した曲ですね。

    「運命はノンストップGO GO GO」でセルフカバーしています。
  • cybercatさん

    2020/05/17

    RAPHLES.Kって、林田健司でしたか!
    道理で良い曲なハズだ(林田健司はSMAPの「青いイナズマ」やブラックビスケッツの「STAMINA」の作者)。

    >「運命はノンストップGO GO GO」でセルフカバーしています。
    そうなんですね。
    今度聴いてみます。

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