バッファローから発売されている、USB3.0接続のハードディスクです。今回購入したのは容量が2TBのモデルです。
NASの構築用に購入しました。NASを構築するのに「なぜ外付けを使うのか?」と聞かれそうですが、サーバー部分にRaspberry Pi 3を使うからです。転送速度が多少遅くなってもよいなら、Raspberry Pi 3で構築することでコストが安く済みます。
パッケージ内容物
パッケージには本体のほか、ACアダプタ、USBケーブル、説明書が入っています。本体は緩衝材で挟んだ状態で箱に入っていました。ACアダプタが付いていることからわかるようにこの製品は(他の多くのHDDと同様に)セルフパワー式です。
大きさはこんな感じです(蛇足ですが曲尺は私物です)。
ベンチマークの結果
ベンチマークには定番のCrystalDiskMarkを使用しました。但し測定した環境ではUSB2.0しかないので数値が低くなっています。USB3.0に対応した環境ではもっと出るはずです。母艦のバックアップ用で使っているUSBハードディスクも似たような数値なので、完全にUSB2.0の転送速度がボトルネックになっているものと思われます。
もっとも、私はRaspberry Pi 3で使うつもりで購入したのでUSB2.0で計測したほうがよいものと思われます。
2TB品の中では安い部類
GBあたり単価:4円49銭
メーカーでは在庫限りとなっていたためか、かなり安い部類になっています。もっと容量単価の安いものとなると、3TB品を探すことになるでしょう。
静音設計
この製品はファンレス設計で、筐体で冷却しています。アイドル時には音が気になりません。また、シリコンゴムによる防振がされているそうで(バッファローの製品ページより)、ラックに設置していますが、アクセス時の音もそんなにうるさくありません。
縦置き・横置き対応
セルフパワー式なのでケーブルが2本必要なのは仕方ないとしても、縦置きと横置きの両方に対応しているため、据え置き型HDDの中では取り回しが良いほうといえます。
安価な部類なのでおすすめ
2TB品で探すのであれば、安価な部類ですのでおすすめです。ただ、私の場合はソフトウェアRAIDを組むつもりだったので別のメーカーのHDDも必要でしたが、電気街でよく見かけることもあり1台はこれにしました。
その後
令和2年夏頃にエラーが発生したので別のHDDに交換したのですが、そのあと長らく保管していました。
最近になって処分のため分解したところ、中身は Seagate BarraCuda Compute が入っていました。なお、ガワはネジを使わず爪で止めていたため、マイナスドライバーなどで開けられます。
中の基板付きトレイはそのまま乗っているだけなので普通に取れます。マウント用のねじに樹脂のキャップのようなものが付いていたのでそれで支えていたようです。
(4.5.31追記) 5月24日、物理的に破壊(ビックカメラでやってくれる)の上廃棄しました。
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購入金額
8,980円
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購入日
2017年07月07日
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購入場所
PCワンズ
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