cybercatはあまり聴かないジャンルだが、レゲエというジャンルがある。ジャマイカ発祥のこの音楽は、リズムが特徴的。3拍目にアクセントがあり2拍目と4拍目のウラにハネたギターのカッティングが入るのが通例。元々はややゆったりめのリズムだけれど、その後踊れる様にアレンジされてダンスジャンルの一つともなっている。
ニューヨーク⇒ジャマイカと本場での長い活動のあと日本に帰国したレゲエシンガーNAHKIと、本場ジャマイカのレゲエシンガーDiana Kingのデュエットソング。CFソング(JALPAK)だっただけあり、二人も自分たちのソロ作品ではしないほどはっちゃけて、ノリノリの曲になっている。
その「I'll DO IT 〜愛のパトワ〜」。レ..ゲエ?ほとんどレゲエテイストはないな。リズムも1拍目にアタックがあるのでレゲエ王道ではない。NAHKIのラップの部分だけ1拍目<3拍目のアクセントとなってちょっとそれっぽいが...レゲエ風味のダンストラックと考えた方がイイ感じ。ただDianaの伸びる声とNAHKIのリズミカルなラップで盛り上げる。
他にはこの曲のカラオケ・ヴァージョンだけ。中間部のラップがないのでちょっと寂しい。ただベースラインの造り(ラインおよび音造り)が良く聴こえていいな。バックにちりばめられたキラキラした音の彩りというあたりも良く把握できる。よく考えられたダンストラックかな、と。
一時期(1990年代中盤)街で良く流れたので、聴くとあの頃に戻る事ができる。ちょっと世紀末っぽいデジタル系レゲエ。なんとなく無国籍な感じが異国への憧れを誘ったなー。懐い。
【収録曲】
1. I'll DO IT 〜愛のパトワ〜
2. I'll DO IT 〜愛のパトワ〜(カラオケ・ヴァージョン)
「I'll DO IT 〜愛のパトワ〜」
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購入金額
800円
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購入日
1996年頃
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購入場所
れいんさん
2015/07/22
こうしてJAL使いまくることになるとわ
cybercatさん
2015/07/22
>JALのCMに使われてた記憶がありんすよ
そういうことってありますよね。
曲と企業名や製品が結びついて思い出されるということは「コマーシャル」としては成功なんだろうな。