まぁ、国内版の時点でプレイ時間300時間とか超えてたり、異界でスティック入れっぱなしにして放置&レベル上げやってたりとかもあって実質何時間プレイしてたものか分かりませんが…
まぁ実際コントローラーを握ってた時間に直しても1000時間に到達してそうで怖い…ハハッ終わってる。
この辺が私がネットゲームに手を出しづらい理由だったりします。
このゲームはFFXの二年後からスタートし、ユウナとリュック、そして新キャラクターのパインの三人でユニットを組んでプレイします。
その三人がお宝(スフィア)を巡って冒険し、時には他のグループ(スフィアハンター)との勝負になったり。
そんな中で起こるスピラの平和を脅かす大事件に対してユウナは…てな内容です。
流石にFFXをプレイしていない人にはついていけない世界だろうと思います。
可能ならFFX international版に付属している「永遠のナギ節」まで見ておくのがベストです。
そこまで見ておかないと、本ゲームのキャッチフレーズである
「永遠のナギ節…それが足下から崩れ去る様な気がして…」
に共感出来ないでしょう。
ギャルゲーだの、ユウナのユウナによるユウナのためのゲームだのと、何とも評価の低いFFX-IIですが私は大好きです。
(でなきゃプレイ時間はカンストしませんが)
もっとも、戦闘面を評価する人は多く、従来のATBと空間の概念まで取り入れたスピーディで爽快感のある戦闘システムとなっています。
データの引き継ぎもありますし、国内版で楽しめた人ならまず間違いなく買う価値有です。
更に、シリーズ最高とまで言われるプレイ自由度の高さは、何周しても遊びつくすのが難しいほどです。
強くてニューゲームのシステムを取り入れてるのは恐らくこのためで、そうでもしないとシナリオコンプリート率を一周で100%にするのは、攻略本無しでは極めて困難です。
クリア率を100%にすると、ちょっとしたご褒美もあります。
このご褒美を目的としてこのゲームをプレイされた方は多いことでしょう。
本作ではインターナショナル版ということで、キャラクターボイスは全て英語になっています。
字幕は日本語固定で、この点に関してはFFXより退化してしまったかな…FFX-IIが駄目なのではなく、FFXの方が素晴らしかったと考えるべきなのかもしれませんが。
また、新ドレスフィア、お祭り士とサイキッカーも追加されており、いずれも強力です。
特にサイキッカーの能力は高く、数々の攻撃無効化のアビリティを持っているため、強敵との戦闘で活躍することでしょう。
また、新リザルトプレートも追加されており、ユニークなもの、非常に強力なものも追加されています。
追加リザルトプレート「最後の手段」は本当に最後の手段…国内版最強のリザルトプレート「天地の破壊者」とは別のベクトルの強さを持っています。
ただし、そのアビリティ発動には少々時間はかかりますが…それでも極めて強力なのには間違いないでしょう。
そしてインターナショナル版での目玉は、何といってもクリーチャークリエイトという新システムと、本編とは独立したラストミッションの追加です。
いずれも追加要素というには大変ボリュームの大きなもので、もはや国内版とは別のゲームと考えていいでしょう。
・クリーチャークリエイト
本作に登場するモンスター、人物を最大8体まで仲間にして育成、対戦できるシステムです。
モンスターに関しては強さとは別のパラメーターとしてのクリーチャーレベルを持っており、それを最高レベルまで上げることで、元は人間だった彼(女)が魔物となった経緯や魔物としての生態などを鑑賞することが出来るようになります。
一部モンスターは魔物人生が互いに連動していたり、あるいはイベントに結びついていたりとなかなか複雑です。
これを全モンスターについてコンプリートするとクリーチャークリエイトのエンディングを迎えることになります。
加えて、育成したクリーチャーは主要三メンバーの代わりに戦闘に参加させることが可能です。
本作に出てきたメンバーのみならず、旧作のガード+αも参戦します。
特に、旧作のガード陣は彼らにしか使用できない強力な技を有していることが多く、パラメータを上げてパーティに加えれば、Y・R・Pに無い大ダメージを与えることも可能になります。
本システムでワッカが外された一点においてのみ納得がいきませんが、ボールを投げるというモーション自体がATBシステムに合わなかったんだとか…ボールを投げた後ターゲットがその場所にとどまらないので敵にボールが当たらないんだそうです。
ワッカの行動を全てウェイトモードにしてでも参加させてほしかった。
まぁ、モンスターと違って旧作のキャラクターなどはおまけのようなものでしょうから、文句を言うのも変なのかもしれませんがね。
・ラストミッション
スピラの動乱から三ヶ月後、ユウナ、リュック、パインの三人の下に或る手紙が届く。
三人はその手紙に導かれ、ヤドノキの塔の登頂に挑むことに。
このゲームは本編と独立しており、いわゆるダンジョン型RPGとでもいうのでしょうか、全く違うゲームになっています。
ストーリーを除いて本編からのデータの引き継ぎなどは無く、プレイしようと思えば本編をクリアしなくてもプレイできます。
このゲームを単体で発売していたとしたら様々な非難が出ていたところでしょうが、あくまでおまけの追加要素であることを考えると、十分に遊べると判断して良いでしょう。
全80階の塔を登ってゆくゲームであり、10階毎にイベントムービーが挿入されます。
いわゆるハイクオリティなムービーでは有りませんが、各キャラクターのその後がうかがい知れる内容になっています。
フェイシャルモーションなどの駆使されたムービーですので、やはり追加要素としては十分と断じてよいと思います。
そして最上階へ到達し、ゲームをクリアすると、FFXシリーズとしてのエンディングをむかえることになります。
そこで最後に流れる「君へ。」がかなりの破壊力を持っています。
私はかなりの感動と、かなりの虚脱感に襲われました…この先これ以上のゲームに出会えるのかと…大げさなようですが、是非プレイして頂いて、この感動を共有したいですね。
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購入金額
4,000円
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購入日
2005年01月頃
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購入場所
ワンパク
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