gooアンバサダーで募集していたgooのスマホのモニタ募集に応募した所、見事に当選しました。
gooのスマホは3種類あり、g01, g02, g03の3段階でスペックが異なり、我が家に着弾したのは最もハイスペックなg03(グーマルサン)。
詳細)http://store.ntt.com/p/set/monev_goospz
早速その魅力と実力をレビューしたいと思います。
開封の儀
届けられていた箱には当選通知やパンフ類、OCN音声SIM(OCN モバイル ONE)の案内、本体とイヤホンジャックカバーが入っていました。
OCNのSIMの値段については本体価格に含まれますが、SIM自体はオンラインで手続きを行った上で配送される仕組みになっています。
もちろん、必ずしもOCNのSIMを挿入する必要はなく、他社のMVNOのSIM(nano SIM)でも問題ないはずです。本体のSIM設定のAPNも著名な所は登録されていました。ただし、docomoそのもののAPN設定はなく、自分で追加する必要がありそうです。実際にdocomoの挿してみましたが、音声通話は可能ながらデータ通信の設定が上手くいかないので、問い合わせてみます。
本体の化粧箱を開けると、本体がすぐに現れます。
本体の下には説明書、保証書と、SIMやSDカードを取り出すためのピン、ACアダプタとUSBケーブルが入っています。
ガジェット製品には充電のためのACアダプタやケーブルは当たり前のようについていますが、先日購入したdocomo ARROWS NX F-04GにはACアダプタはもちろん、USBケーブルも付属していなかったので、本体を買ってから慌ててACアダプタを買いに行くようなことが避けられるのは嬉しいですね。
ナニカに似ている?
本体のベースは『ZTE Blade S』です。
詳細)
http://www.zte.co.jp/products/handsets/sim_free/phone/201504/t20150418_433256.html
まずは正面と背面。
既にナニカに似ているシンプルなディテールです。
操作中はホームボタンとともに左右に戻るボタンとメニューボタンがバックライトで表示されます。
左右のボタンは小さい●なので、最初はわかりにくいですが、一度触れば一般的なスマホと同じ操作なので慣れるでしょう。
背面のカメラは出ておらずフラット。
ちなみにカメラセンサーはSony Exmor RS™ IMX214搭載。
背面はプラスチックなので、触った感じ高級感は無いものの手触りはさらっとしています。
両サイドのイメージ。
上の写真が本体右側、下の写真が本体左側。
右側にボリュームボタンと電源、左側にSDカードとSIMを挿入する口があります。
丸みがあるので、より薄く感じられ持ちやすく思えます。
上部と下部。
上の写真が上部で、イヤホンジャックのみ。
下の写真が下部で、マイクとマイクロUSB。
マイクロUSBはセンターに有る機種が多いので、右寄りは珍しいですね。
SIMはダブルSIM対応。
国内で使用する場合は、手前側のソケットにSIMを装着します。
国産スマホだと色んなモノが詰め込まれたのが分かる重さを感じますが、g03はとても軽く、手によく馴染みます。
ストレス無くサクサク動く
スペックは以下の通りです。
• 通信方式: LTE:2100(B1)/1700(B3)/800(B19) MHz
W-CDMA:2100(B1)/800(B6)/800(B19) MHz
GSM:900/1800/1900 MHz
• プロセッサー: Snapdragon 615 (MSM8939) オクタコア(1.5GHz/1.0GHz)
• プラットフォーム: Android™ 5.0 Lollipop
• サイズ(W×D×H): 約144×70.7×7.7mm
• 重さ: 約132g
• バッテリー: 2,400mAh
【連続待受時間】 約470時間
• 内蔵メモリ: ROM:16GB RAM:2GB
• 外部メモリ: micro SDHC /最大32GB
• カメラ(画素数/タイプ): アウトカメラ:1300万画素 Sony Exmor RS™ IMX214
インカメラ:500万画素 CMOS
• オーディオ: Hi-Fiサウンド対応(DAC:AK4375A)
• ディスプレイ: サイズ:5.0インチ IPS インセルディスプレイ
解像度:1280×720ピクセル HD
• 無線LAN通信規格 : Wi-Fi 802.11 b/g/n/ac (2.4GHz、5GHz)
• Bluetooth® : version 4.0
• SIMカード(タイプ) : nanoSIM
Antutuと3D Markのテスト結果です。
2年前に発売されたdocomo AQUOS Phone ZETA SH-06EのAntutuのテスト結果は30000弱だったので、それより性能は高い結果。
docomo2015年夏モデルのGalaxy S6やXperia Z4、Arrows NX F-04Gには大きく劣りますが、AQUOS Phone SH-03Gに匹敵するレベルです。
CPUはSnapdragon 615のオクタコアですが、ベンチマークテスト中はSnapdragon 810のような発熱はなくほんのり熱い程度。
カメラ使用中もさほど熱くなりません。
ちなみに、標準のカメラアプリは機能は大したことがないので、『Cameringo』のようなカメラアプリを使用すると、カメラセンサSony Exmor RS™ IMX214がもっと活躍できるかと思います。
▶Google Play : Cameringo
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.perracolabs.cpd&hl=ja
国内向けガラパゴス機能はないが、普段使いには十分
デフォルトのホーム画面です。
gooに関連するサービスのアプリが多いのと、標準アプリのアイコンが特殊なので最初は戸惑います。
またアプリの一覧表示ボタンがなく、インストールされているアプリ=ホームに表示されているアプリとなっており、iPhoneと同じ使い勝手となっています。
外観と同様、iPhoneのユーザーに配慮された仕組みなっているのかもしれません。
ホームランチャーアプリを入れれば普段のAndroidと同じような使い勝手になるので、お好みで。
画面の視認性についてですが、輝度をMAXにした状態でdocomo ARROWS F-04Gとくらべてみました。
明るさに関してはF-04Gの方が明るいですが、F-04Gは操作ボタンが液晶上に表示されるので、表示領域はg03の方が広く感じます。
解像度が4倍(縦横2倍)違いますが、表示される情報量はさほど変わりません。
文字の視認性についてもさすがに劣りますが、案外良く読めます。
国産スマホに搭載されているテレビ機能やFelica、防水・防塵はありませんが、それらを使用していないユーザーにとっては必要最低限な機能は有しているでしょう。
GPSはあるのでカーナビも使えますし、国産ガラパゴス機能が不要であれば、実用面において満足できるレベルです。
バッテリーに関しても消費が激しいということもなく、普段使いで一日は普通に持つようです。
バッテリーの消費は主にディスプレイの影響が大きいのですが、この機種はオートで調整する機能はありません。気になる場合は適宜自身で調整する必要があります。
SIM付きを考えると及第点
2年前の中古スマホであれば1万円台で購入できるものもあるので、劇的に安いわけではありませんが、SIM購入費を含むことと、オプションですが保証プランがある(g03の場合、300円/月)ので、万が一の場合の安心感も有ります。
詳細) http://s.simseller.goo.ne.jp/
SIMやサポートの対価と考えると、及第点といえるのではないでしょうか。
携帯料金を安くしたいと考えてる人へ、選択肢の一つとしてオススメ
昨今3大キャリアの費用は世界的にみても決して安いとはいえず、昨年あたりからMVNOがブームとなっています。
ASUSのZenPhoneやファーウェイのAscend MateなどSIMフリー端末が出ており、ユーザーには沢山の選択肢が有ります。
その中で、このg03はそこそこ高いスペックでありながら価格も抑えられており、Lolipop搭載なので、コストパフォーマンスは高いレベルにあると言えます。
何よりNTTグループという安心感もあるので、SIMフリー端末で携帯料金を安くしたいと考えている方に、ぜひおすすめしたい端末です。
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購入金額
0円
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購入日
2015年06月12日
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購入場所
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