AukeyのポータブルBluetoothオーディオトランスミッター、BT-C3です。

ポータブルというだけあって、非常にコンパクトです。サイズは32㎜×45㎜。

電源マークがスイッチ兼マルチファンクションボタンとなっています。

入力用のミニステレオジャックと､充電用のMicroUSBです。AukeyのBluetoothオーディオ関連製品では多いんですが、充電ながら使用できます。

多言語対応のマニュアルが付属していて、当然のことながら、日本語にも対応してます。他に、オーディオケーブルと､MicroUSB-USBケーブルも付属しています。

Bluetoothバージョンは4.0で、対応プロファイルはA2DP。音楽用のプロファイルです。

転送コーデックの記載はありませんので、恐らくSBCになると思います。

こちらの製品はトランスミッター、つまり送信機になります。よって、BluetoothヘッドセットやBluetoothスピーカーがなければ、何の意味もありません。トランスミッターとは反対の、レシーバーがあれば、Bluetoothスピーカーがなくても、代用できます。

最近のスマートフォンやポータブル機器には､Bluetoothが内蔵されているものが多いですが、そうしたBluetoothを搭載していないポータブル機器と接続することで、ワイヤレスオーディオ環境を構築できます。

肝心の音のほうですが、AptXやAACのコーデックを搭載したものと、遜色ないと感じました。

というより、最終的にはヘッドセットやスピーカーのスペックに依存するでしょう。

この製品の大きな特徴として、マルチペアリングに対応していることです。2台のヘッドセットとペアリングができます。つまり、２人で同時に同じ音楽を聴けるということです。設定方法も、マニュアルに丁寧に書かれていますので、心配は無用です。
使用時間も最長で１０時間と､通勤や通学などでは､途中で充電は無用でしょう。

値頃感もあり、十分に満足出来るトランスミッター。今まで使ったことがない方には、入門用としておすすめします。