中国から航空便で到着しました。CHINA POST(中華郵政)と書かれています。
税関を通過するのに必要な、物品内容を記載している書面のタイトル
”CUSTOMS DECLERATION”
が
”COSTOMS DECLERATION”
になっているのはご愛嬌。
所謂Chinglishというものなのでしょうか…大体10~15日かかりました。
この赤いプチプチ(ちなみに赤いプチプチは耐静電気のプチプチです。)に今回のピンソケットが10本入っていました。
1本40列。足の部分は金フラッシュ仕上げで、価格の割にはなかなかいい仕上げです。
但しこれから述べるように、ピンを分割する時には少し苦労します。
写真のように、ピンソケットの穴の部分はY字型の金属バネでピンを挟み込む構造になっています。
例えば左の3ピンを分割したい場合、隣の4ピン目の足をラジオペンチなどで引き抜いて、緑の線のように(上の写真では線を引く箇所をちょっと間違っていますが)元有った4ピン目の真ん中に、カッターか何かで表裏に傷を付けます。
その後、傷を入れた部分を支点にして、バキッと割ります(熱で切るプラスチックカッターがあれば便利。古いハンダごてで一気に溶かすテもあり)。
割った箇所はザラザラしているので、切断面をやすりで磨いて整えます。
こちらは各ピンごとに切り込み線が入れられており、ピンを無駄にすることがありません。
これだけあれば当分大丈夫。
ピンを分割するたびに1列犠牲になるのが玉に瑕ですが、何せ40列が10本も入っているので、筆者の電子工作に於いては、当分の間ピンソケットが不足する事は無さそうです。(*^-^*)
ヤスリ掛けが面倒。
やはりこのピンソケットはピンを分割する際のヤスリ掛けが面倒です。
まあ価格が価格なので不満はありません!
品質に妥協なし!
ピンヘッダやピンソケットは突き詰めて言えば、ただの金属棒や金属バネを穴の開いた枠に収めただけなので、接触さえちゃんと出来ればスペックは十分に満たします。
この商品も例外ではなく、品質も良好です。
コスパは約10倍!
価格がビックリの国内品。
これは国内生産の同等品です。地元で買えばたかが1本(秋月価格では40円)なのに、200円もします。もうボッタクっているとしか言いようがありません。どうしたら秋月価格の5倍に水増しできるのかと問い詰めたい、小一時間問い詰めたい。100円だったら納得できるけど、200円はどうにも納得できません、軽やかな殺意すら覚えます(勿論冗談ですが(^^;))。1ピンあたり5円ですよ。もうね、アホかと(ry
これに30円足すだけで同じものが10本買えるのでコスパは良好としか言いようがありません。(今回のピンソケットは1ピンあたり0.575円)
使い捨て感覚で使用できる。
こんなに安いので、少々失敗してもまた作り直してどんどんプロトタイピングを行うことが出来ます。貧乏な筆者の強い味方です。(今度はむしろ基板の方が高くなっていくというジレンマ…(^^;))
中華パワーここに極まれり。
これで元が取れているのだろうか、と心配するほど安価です。
まあピンソケットには半導体は一切使われていないので(前述したとおりプラスチック枠と金属バネが使われているだけ)量産すればするほど、所謂「数の暴力」で価格は下がるのでしょう。
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購入金額
230円
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購入日
2015年05月05日
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購入場所
GAOHOUストア@Amazon.co.jp
タコシーさん
2015/05/30
私も中華品は何故安いのかと思っていましたが
【人件費が安いと全てが安い】 これに尽きると思います
材料も何から何まで安いですということじゃないかと
いま日本の人件費と中国の人件費比は5~6倍くらいですよね
日本だって360円/ドルの頃はアメリカ人はそう思っていたはず
プラザ合意で円切り上げしましたが(切り上げさせられた?)
しばさん
2015/05/30
その頃の主な輸出品は確か電子式卓上計算機だったはず。
表示装置にニキシー管(1ケタ表示するのに足が13本要る真空管)、ロジック回路はトランジスタとダイオードなどのディスクリート部品だったので、さぞかし輸出に向いていたんだろうなぁ…と思いました(^^;)
いぐなっちさん
2015/05/30
このタイプは私が割るとき、足一本犠牲にしてます(´;ω;`)ブワッ
しばさん
2015/05/30
しばさん
2015/05/30