パッチコです。久しぶりに車関係です。今回車検を迎えたRX−8に点滴してみました。
レースの世界でも使われている「進化剤」です。
ちょっと昭和の香りのするロゴですが、意外にすごい。
どういうもの?:
エンジンというものは、摩擦の世界で成り立っていて、特にシリンダーなどは擦れて減っていきますので、圧縮が落ちていくものです。結果経年劣化とともに圧縮が低下していきます。
効果のほどはなかなか体現しにくいですが、特にレースなどでは「使えそうなものはなんでも使う」これに尽きます。
感覚的には木工で使うとの粉みたいなもの。ある程度暖気した状態で、エンジンオイルに点滴の要領で注入します。
主な効果
1.機械の初期性能を長期間維持出来る。
2.磨耗した部分を初期状態以上に修復する。
3.摩擦面の摩擦係数が低下する為大幅な省エネが可能になる。
4.部品交換の為の機械運転停止時間を短縮でき、設備の生産性が向上する。
5.機械部品から生じる振動と騒音も著しく低減させる。
6.潤滑油の寿命が延び、廃棄による環境破壊を減少する。
7.錆が発生し難くなり、部品の寿命がのびる。
尚、自動車向け製品は既に以下の効果を得ています。
1.燃料消費量低減
2.コンプレッションの回復・均等化・出力向上
3.振動騒音が低下し、快適性向上
4.廃油排出の低減
5.ターボチャージャーのタイムラグ短縮
6.ディーゼルエンジン車の黒煙・PM排出量激減
7.CO2・NOXの低減
8.ハブベアリング・ドライブシャフトの耐久性向上
9.マニュアルミッションの耐久性・操作性・信頼性向上
10.パワーステアリングポンプの信頼性向上
11.ドアヒンジ等の対磨耗性向上・錆防止
12.サスペンションロッドの運動性向上・錆防止によるシール材保護
サスペンションまではわかりませんが、摩擦面のある機器には効果がありそうです。
ではロータリーに効果はあるのでしょうか。
通常のレシプロエンジンよりは効果が限定的になるのではないかと思います。ただ、ロータリーの場合はサイドシールなどの面積が大きいので、プラグから注入してあげたいところ。
今まではケミカルはエンジンの状態がわからなくなるという理由で避けてきましたが、いちいちOHもなんだかお金がかかるので、軽い気持ちで試してみました。
結果的にエンジン音はかなり静かになったので、なんらかの効果は出るのでしょうと思っています。
もうしばらく乗ってみて判断してみたいと思います。
ディーラーに行ったので、ウイングとかもとっちゃったよ。
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購入金額
15,000円
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購入日
2015年05月05日
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購入場所
レーシングスポーツアクティブ
いぐなっちさん
2015/05/06
意外と世話が焼けるんですね。
checkerflagさん
2015/05/06
パッチコさん
2015/05/06
分解が簡単なロータリー車もコーナーシールが多いため、OHまでの寿命は残念ながら短いですね。早め早めのOHが吉ですが、民間プライベーターにはなかなか大変です。
しかも3分割のAPEXシールはもう手に入らないので、できればOHしなくていい方向でいきたいですね。
checkerflagさん:
クロモリは昔、固すぎて加工が困難なんてことが言われていましたが、今はこれも加工ができるようになりました。ただ、高価なんですよね。
軽くて硬い素材です。