これは何?
3.5ミリのイヤフォンジャックからビデオ、オーディオ信号を取り出すアダプタです。
元はビデオカメラ用だったとか。
ステレオイヤホンはL/R/GNDの3ピンでOKですが、こいつはV/L/R/GNDの4ピンです。
ポータブルオーディオで多極プラグが当たり前になりましたが、こういう場所でも恩恵を受けてたようです。
なぜ必要?
今回はラズパイに使うために買いました。
ラズパイのB+以降はRCA端子が廃止されています。
普通はHDMI端子で間に合うんですが、今回はそれがなかった。
アナログ放送とデジタル放送の過渡期に出たTVにはHDMIがなかったんです。
じゃあ、アナログ……RCA端子を使うしかないのですが、端子がない。
調べたらヘッドフォンジャックにビデオ信号が出てる。
そのままだとつながらないので、コレで変換して取り出そうとしたのです。
ラズパイで使えるのか?→使えます!
……で、動いたのか?というと。
動きました。使えます。
ただし。
注意点が2つあります。
- 設定ファイルをあらかじめ書き換えてください。
- 差し込むコネクタの位置が違います。白色が映像、黄色が音声です。
設定ファイルは、デフォルトだと出力設定がNTSCの日本向けになってないためです。
Raspbianを書き込んだ時に/boot/config.txtを書き換えます。
※ddコマンドで書き込んだ後に普通にディスクとしてマウントすれば触れます。
sdtv_mode=1
と定義してください。
差し込むコネクタですが、これはラズパイのピン配置とケーブルのピン配置が違うためです。
ラズパイは古いiPodと同じ規格になっており、一般的なカメラ用と映像と音声の配置が逆です。
なので映像が白色、音声が黄色と赤色に出てきます。
ラズパイでこのアダプタを使う場合、白色を映像、黄色と赤色を音声としてください。
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購入金額
906円
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購入日
2015年04月11日
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購入場所
ビックカメラ有楽町店
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