レビューメディア「ジグソー」

アルミコルゲートフィンではなく、プレートフィン採用のCPUクーラー

LIQTECH 120Xは外見こそ従来の他社製品と大きくは変わりませんが、

  • シームレス構造の採用により、従来構造からラジエーターフィンの接触面積を120%向上
  • 水冷ヘッドにはShunt Channel Technologyを採用し、強力な冷却性能を実現

といった新機構を搭載、見た目はオーソドックスな12cmラジエーター&ファン搭載のクーラーながら、TDP300W対応という強力な冷却能力を誇ります。

 

多くのオールインワン水冷キットで使用されているラジエーターでは、一般的に冷却水が流れるフラットチューブにジグザグ形状に折りたたみ加工した薄いアルミ板を蝋付けする、コルゲートフィンを採用しています。
車やエアコンのラジエーターでよく採用されているタイプのフィンで、見たことがある方も多いと思います。
コルゲートフィンは構造が比較的簡単(フラットチューブとアルミの放熱板を交互に重ねて成型する)ということもあって、コスト的にも有利のようです。
上位モデルでは放熱用のアルミ板に切り込みを入れることで伝熱特性を上げたルーバーフィンを採用したラジエーターが多く使われています。

 

LIQTECH 120Xではコルゲートフィンではなく、1枚のフィンを何本ものフラットチューブが貫くプレートフィンを採用しています。
伝熱特性に大きく影響する表面積では、ピッチの狭さの点でもコルゲートフィンの方が部がありそうですが、あまり高密度にするとかえって圧力損失が大きくなって効率が落ちてしまうというデメリットもあります。
その点、プレートフィンであればフィンのピッチが広めであり、圧力損失が抑えられるというメリットがあります。
また、プレートの厚みもコルゲートフィンよりもかなり分厚く、熱伝導率が良さそうな構造をしています。

 

 

冷却性能は今まで使った120mmラジエーター採用のCPUクーラーの中でもトップクラスです。

組み込みもしやすく、冷却効果も高いので、予算的に折り合えばお勧めのCPUクーラーです。

 

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2015年03月08日

  • 購入場所

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