レビューメディア「ジグソー」

リベット止めをするためだけの専用工具です。

ロブスターのロゴマークが特徴のハンドリベッターです。

 

こういった専用工具には得も言われぬ趣がありますよね。

 

後ろ側はこんな感じです。


30年ものの工具で、クルマやバイクのカスタマイズから様々な自作品、仕事の試作品などにも使用してきたものです。知人から受け継いで30年以上経つので、それ以前のことは分かりません^_^;

 

ロブスターのマークがとても印象的です。

 

HR-002は現在HR002AとHR002Dに受け継がれています。

 

収納時はグリップにボールチェーンを掛けておきます。


ボールチェーンを外すとこんなに広がります。


リベットといえばキノコのような形をした銅やアルミのリベットを、一つひとつ打ち具などを使って「かしめる」ものですが、リベットの両端を金床などでしっかり押さえてやらないとうまくかしめられません。

しかし、このハンドリベッターと専用のブラインドリベットを使うと、片側から差し込んでギュッとするだけで簡単にリベット止めができる優れものです。

 

ブラインドリベット(ポップリベットは商品名です)


ブラインドリベットは真ん中に貫通穴があいていて、中にピンが仕込まれています。そのリベット部分を固定した状態でピンを強く引くとリベットの先端が潰れていき、最後にはピンが折れて分離します。

 

リベット止めした状態(上からリベットを挿入)


これら一連の作業を1アクションでこなしてくれるのが、この「ハンドリベッター」です。

 

ちょっとピンボケですが、持つとこんな感じです。


ブラインドリベットには様々な種類があり、締結する物や用途に見合ったものを選んで使用します。私はアルミのものを好んで使用していましたが、長さは数種類を使い分けていました。

 

先端はリベットのピン径に合わせて4種類用意されています。


かしめたリベットを外したい時は、頭の部分をドリルでもんで取り除けば簡単に外れます。供回りしてしったり、ピンの破片が邪魔な場合はサンダーなどで「チュイーン」と削ってしまえばOKですが、注意して削らないと関係ない部分まで削ってしまい傷が入って台無しになることがあります^_^;

更新: 2015/03/05
総評

シンプルで頑丈な作りが魅力です。

本体の重さが547gもあるので、ついついガシャンと置いたりして扱いが雑になりがちなのですが、シンプル且つ頑丈に出来ているので、多少乱暴に扱っても大丈夫そうなところが良いです。

 

使い始めたころは嬉しくて何でもかんでもリベット止めしていた気がします^_^;

 

最近はあまり工作をしなくなったので、使用頻度はかなり低くなってしまいました。。。

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    不明

  • 購入場所

21人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (6)

  • hatahataさん

    2015/03/05

    ほー、こんな工具があったとは知りませんでした。
    これまたいい具合につかいこまれてますねぇ。
    そのわりにはロゴや型番の文字はそんなにすり減ってなくて綺麗で。
  • karariさん

    2015/03/06

    おおぅ、こういう工具は格好良いなぁ・・・
  • izappyさん

    2015/03/06

    hatahataさん、

    あまり使わなそうな道具ですが、一度使うと病みつきになりますw

    ロゴや型番の部分は段差が1ミリくらいあるので、
    すり減りようが無い感じです^_^;
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